流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

もちあい続く

 2月の成牛と畜頭数は速報値で約7万6千頭と減少しています。

 2月の東京市場枝肉卸売価格は速報値で、和牛去勢A5が2744円(前年比97.5%)、和牛去勢A4が2402円(同 97.4%)、和牛去勢A3が2104円(同 94.8%)、交雑牛B3が1411円(同 93.1%)でした。

 農畜産業振興機構の3月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万4千頭(前年比102.3%)、交雑牛が約2万頭(同105.6%)、乳牛(雌含む)が約2万9千頭(同 94.6%)で、全体では約8万3千頭(同 100.1%)と見込んでいます。

 3月月初めは補充買いもあり、相場は多少強気になる可能性もありますが、末端需要の大きな回復は見込めず、和牛、交雑牛ともに総じて2月相場のもちあい圏内の推移になるものとみられます。3月後半は卒業・送別会などの催事需要が期待される他、4月上旬には歓迎会需要、下旬にはゴールデンウィーク需要から相場上昇が見込まれます。

豚肉

相場は一進一退

 2月の全国と畜頭数は速報値で約127万頭、前年同比97.3%です。

 2月の東京食肉市場枝肉相場は速報値で、477円/㎏(前年比91.6%、前月比95.2%)と、大きく値を下げました。昨年11月以降急増した輸入チルドポークは、野菜高騰による鍋需要の不振からますます余剰感を強め、他方、国産豚は疾病が季節的にある程度抑え込まれるなか、増体が一時より改善し、豚肉全体の供給が需要を上回ったため、相場は大きく下落しました。

 農畜産業振興機構の3月出荷予測頭数は約136万頭(前年比94.1%)です。需要面では量販店を中心に、軟調に推移する市況を踏まえて、これまでの輸入中心の販促から国産への販促に切り替える動きが加速する一方、年度末を控えた卸関係は在庫を抑制する動きが予想されます。また、生産面では月の後半に向かうにつれて供給量がじわりと落ちてくることが予想され、相場は一進一退を繰り返しながらも4月以降は一定程度持ち直すと見込みます。

鶏肉

もも若干下げ645円

 2月の相場は、もも肉663円/kg(前月比10円下げ)・むね肉304円/kg(同8円下げ)で、正肉合計で967円/kgと前月比18円下げとなりました。もも肉は2月初め671円、月末659円と例年なら下げに動くところ、寒波などで野菜が高騰したものの鍋物需給が好調だったこともあり小幅な下げにとどまりました。むね肉は、輸入鶏肉価格の軟調に引きずられ下げ基調ですが、月末311円と持ち直しており、依然として旺盛な需要に支えられ前年比+20円と相変わらず高い水準が継続しています。

 3月1カ月の天候見通しで気温は平均より高いと見込まれており、鍋物需要が落ち着くため、もも肉は若干の下げで、月平均で645円と予測します。また、むね肉はもちあい圏内で300円と予測します。

 

鶏卵

昨年と比べ一段低い波形で推移

 2月の東京相場の月間平均は、上伸の展開が続き、Mサイズ基準値189円(前年比△15円)となりました。

 生産量は生産調整明けの産み出しにより増加基調にあるものの、2月に入り、多くの量販店が決算特売を実施した影響でテーブルエッグの需要に盛り上がりが見られ、需給バランスは引き締まりました。一方、業務筋は荷動きが鈍い状況が続き、また、昨年は荷動きが活発だった加工筋も、1月中旬以降、積極的な購入には動きませんでした。

 今後については卒業式や入学式などの年度変わりの行事によって業務筋の需要回復が期待されるものの、近年の増羽傾向から生産量も増加しており、相場は昨年と比較して一段低い波形で推移すると考えられます。

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