流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

大型連休控え需要改善期待

 3月の成牛と畜頭数は、速報値で約8万1千頭(前年比98.4%)と減少しています。

 3月の東京市場枝肉卸売価格は、速報値で和牛去勢A5が2791円(前年比99.7%)、和牛去勢A4が2434円(同98.9%)、和牛去勢A3が2131円(同97.8%)、交雑牛B3が1414円(同90.2%)でした。

 農畜産業振興機構の4月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万8千頭(前年比99.3%)、交雑牛が約2万1千頭(同99.9%)、乳用種が約2万8千頭(同97.9%)で、全体では約8万8千頭(同99.0%)と見込んでいます。

 4月は年度末の在庫調整による補充買いや行楽需要、中下旬には大型連休に向けた手当も予測され、需要・荷動きの改善が期待されます。

豚肉

後半に相場やや持ち直す

 3月の全国と畜頭数は、速報値で約139万頭、前年同比96.5%となりました。

 3月の東京食肉市場枝肉相場は、速報値で428円/㎏(前年比85.8%、前月比89.0%)となり、平成25年2月以来430円/㎏を割り込む相場となりました。輸入品を含めた豚肉の供給が、需要を大幅に上回ったことから、相場が低迷する結果となりました。

 農畜産業振興機構の4月出荷予測頭数は、約131万頭(前年比99.6%)と国内出荷は安定的な出荷が見込まれ、輸入ポークの入荷量も安定していることから、4月中旬までは相場が大きく上昇することはないと思われます。ただし、ゴールデンウィーク前には、需要も高まってくることが予測され、4月下旬には相場はやや持ち直すものと思われます。

 

鶏肉

もも若干下げ月平均610円

 3月の平均相場は、もも肉637円/㎏(前月比26円下げ)・むね肉305円/㎏(同1円上げ)で、正肉合計で942円/㎏と前月比25円下げ、前年比で45円の下げとなりました。もも肉は、暖かくなり鍋物需要が低下し、月初め654円からほぼ月を通してジリ安となりました。むね肉は、輸入鶏肉価格の軟調に引きずられ下げ基調となり、一時300円を割り込んだ日もありましたが、依然として旺盛な需要に支えられ高い水準が継続しています。

 4月は全国的に気温が平均より高いと見込まれており、もも肉は鍋物需要から行楽シーズン向けの唐揚げ需要等に移行するものの、若干の下げで月平均610円、むね肉はもちあい圏内で300円と予測します。

 

鶏卵

昨年より一段低い相場水準に

 3月の東京相場の月間平均は、Mサイズ基準値201円(前年比△16円)となりました。

 3月は、外食のプロモーションやテーブルエッグの堅調な荷動きに下支えされ、下旬までもちあい圏で推移しました。しかし、生産調整明けの鶏群の産み出しが本格化し、供給量が増大する一方、学校給食の停止や定期産地からの出荷量増加などの影響から、問屋筋や加工筋の荷動きは、停滞が続きました。さらに外食のプロモーションによる集荷が一服したこともあり、在庫を抱える産地も見受けられ、下旬以降は弱含みの展開となりました。

 4月は大型連休による需要増加が見込まれますが、近年の積極的な増産と順調な生産から、供給量も大きく伸びており、引き続き相場水準は昨年より一段低く展開すると予想されます。

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