流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

和牛はもちあいで推移

 4月の成牛と畜頭数は、速報値で約8万7千頭(前年比98.0%)と減少しています。

 4月の東京市場枝肉卸売価格は速報値で、和牛去勢A5が2821円(前年比98.9%)、和牛去勢A4が2468円(同97.1%)、和牛去勢A3が2152円(同95.7%)、交雑牛B3が1479円(同92.9%)でした。

 農畜産業振興機構が公表した5月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万4千頭(前年比103.4%)、交雑牛が約2万頭(同104.2%)、乳用種が約2万7千頭(同98.0%)で、全体では約8万2千頭(同101.7%)と見込んでいます。

 4月は上旬に在庫補充買いや行楽需要、中下旬になると大型連休に向けた手当が見込まれ、需要・荷動きの改善が期待されていたものの、和牛は月の後半から相場が弱もちあいで推移しました。一方、交雑牛はやや強含む展開となりました。

 5月は、連休明け直後は在庫補充買いで一定程度相場は強含むとみられますが、その後は、和牛はもちあい、交雑牛はやや強含みで推移すると予測します。

豚肉

相場上向く

 4月の全国と畜頭数は、速報値で約131万頭、前年同比99.6%となっています。

 4月の東京食肉市場枝肉相場は、速報値で473円/㎏(前年比92.7%、前月比110.5%)となりました。4月半ばまでは低迷していた相場もゴールウイークを控え、下旬ごろから500円/㎏を超える展開となりましたが、安定的に供給される輸入チルドポークの影響もあり、前年を下回る結果となりました。

 農畜産業振興機構発表の5月出荷予測頭数は、約136万頭(前年比99.9%)と、国内生産は安定的な出荷が見込まれるのに加え、輸入ポークについても引き続き安定的な供給が見込まれています。ただし、このところの豚枝肉相場低迷の影響を受け、国産豚肉の荷動きが良くなっていることから、5月は昨年には及ばないものの、相場は上向いていくものと思われます。

 

鶏肉

もも下げ基調で580円

 4月の平均相場は、もも肉608円/㎏(前月比29円下げ)・むね肉295円/㎏(同10円下げ)で、正肉合計で903円/㎏と前月比39円下げ、前年比で80円の下げとなりました。もも肉は、暖かくなったことから鍋物需要が低下し、月初め621円からほぼ月を通してジリ安となりました。むね肉は、輸入鶏肉価格の軟調に引きずられ下げ基調ではありますが、月初め294円・月末291円と、依然として旺盛な需要に支えられ高い水準が継続しています。

 5月は全国的に気温が平均より高いと見込まれていることから、もも肉は行楽シーズンでの唐揚げ需要などはあるものの、下げ基調で月平均で580円、むね肉はもちあい圏内で295円と予測します。

 

鶏卵

一段低い水準で推移

 4月の東京相場の月間平均は、下押しの展開が続き、Mサイズ基準値179円(前年比△48円)となりました。

 近年の積極的な増産により、供給量が大幅に増加したため、堅調に推移していた需要を上回り、在庫を抱える産地も見受けられることから、相場は5年ぶりの170円台となりました。

 テーブルエッグは先月に続き堅調な荷動きでしたが、業務筋は花見などの季節需要が予測していたほど盛り上がらず、全体的に低調だったことに加え、加工筋は先月に引き続き在庫水準が高く、荷動きが鈍い状態が続きました。

 今後は、大型連休中の取引先休業による卵の滞留により産地在庫の水準が上昇する懸念があることに加え、気温の上昇とともに需要の減退も予想されることから、相場も引き続き一段低い水準で推移することが予測されます。

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