流通情報

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園芸部

青果情勢(園芸部)

野菜

関東や準高冷地が出荷の中心
【概況】 

 5月は、出荷の中心が西南暖地・九州から、関東や準高冷地に切り替わっていく時期となります。

 キャベツは、千葉・神奈川・茨城などの関東産地や愛知などが出荷の中心となります。作付けは他産地は横ばい傾向ですが、千葉は台風後まき直しのため増加となっています。生育はおおむね順調で、出荷量は前年よりも多く見込みます。

 ハクサイは、茨城・群馬・長野などが出荷の中心となります。茨城の春作は前進傾向の生育となっています。後続の群馬・長野産は下旬から出荷開始が見込まれます。出荷量は、前年並みを見込みます。

 レタスは、茨城・群馬・長野が中心の出荷となります。茨城は前進傾向の出荷となっております。また上旬以降は後続の群馬・長野の出荷も始まりました。出荷量は、高冷地の前進出荷に伴い、前年よりやや増加を見込みます。

 ダイコンは、千葉などの関東産地が中心の出荷となります。関東産地は1月の種まき作業の遅れにより、作付けはやや増加しています。気温高と適度な降雨から肥大順調であり、出荷量は前年よりやや増加を見込みます。

 ニンジンは、徳島・千葉が中心の出荷となります。徳島は低温・干ばつにより生育遅れがみられます。千葉の春作はやや生育遅れがみられますが、今後回復に向かう見込みとなっております。出荷量は、前年並みを見込みます。

 トマトは、熊本や愛知、関東産地が中心の出荷となります。生育良好で出荷量は前年並みを見込みます。

 キュウリは、関東産地中心の出荷に東北産地からの出荷が加わります。一部産地では干ばつ傾向、また高冷地の作付け減少を受け、出荷量は前年よりもやや少ない見込みとなっています。

 ナスは、高知や九州産地が中心の出荷となります。下旬より出荷量増加となる、後続の群馬もおおむね生育良好。出荷量は、前年並みを見込みます。

【店頭】

 キャベツ、レタスなどの春物野菜中心の売り場構成になっています。気温の上昇に伴い、サラダ商材の売り場も拡大しています。

果実

イチゴ・かんきつ類からメロン・スイカへ
【概況】 

 5月の国産果実の中心は、イチゴ、かんきつ類からメロン、スイカなどへシフトしていきます。

 イチゴは、各産地とも終盤を迎え、中旬から出荷は減少していく見込みです。切り上がりは前年より早くなる見込みで、出荷量も前年をやや下回る見込みです。

 メロンは、茨城・熊本などが中心の出荷となります。3月末からは好天にも恵まれ品質もよく、玉肥大も順調です。出荷量は前年を上回る見込みです。

 スイカは、熊本・千葉中心の出荷となります。熊本は、3月の低温の影響で4月の出荷量は前年を下回りましたが、ゴールデンウイークに向け増加傾向であり、千葉からの出荷も始まります。出荷量は前年を上回る見込みです。

 小玉スイカは、茨城などが中心の出荷となります。出荷量は前年をやや上回る見込みです。

 オウトウは、山形などが中心の出荷となります。ハウス物が主体となり、出始めから増量ペースは順調で、ゴールデンウイークから母の日までが出荷のピークとなる見込みです。出荷量は前年をやや上回る見込みです。

 ビワは、長崎・千葉などが中心の出荷となります。出荷量は前年を下回り、おおむね平年並みの出荷が見込まれます。露地物は連休明けから出荷が始まりました。

【店頭】

 果実売り場は、それまで中心であったイチゴ、かんきつ類に変わり、メロン、スイカ、リンゴ、バナナ、キウイなど多種多様な品目が並びます。スイカやメロンでは、1個売りの他に、消費者ニーズに合わせたカット・小ロット販売の品数を充実させるなど、各量販店は季節感を出しながら、売り場を拡大していきます。

主産県だより

 4月は、ブロッコリー、トマト・ミニトマト、キュウリ、レタス、アスパラガス、イチゴの主産県が一堂に会し、作況見通しや販売対策の共有化、消費拡大の進め方について協議しました。今後も主産県による情報交換会などを定期的に開催し、出荷情報や販売情報の共有を図ります。

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