流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

やや弱含みで推移

 5月の成牛と畜頭数は、速報値で約8万1千頭(前年比101.2%)と微増となりました。

 5月の東京市場枝肉卸売価格は速報値で、和牛去勢A5が2773円(前年比98.5%)、和牛去勢A4が2430円(同99.2%)、和牛去勢A3が2141円(同98.1%)、交雑牛B3が1504円(同102.2%)でした。

 農畜産業振興機構の6月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万4千頭(前年比99.0%)、交雑牛が約1万9千頭(同97.3%)、乳用種が約2万7千頭(同95.8%)で、全体では約8万頭(同97.4%)と予測しています。

 5月は10日を過ぎた頃から、相場はやや軟化しており、 6月は不需要期でもあることから、引き続きやや弱含みでの推移が見込まれます。7月は中旬以降の盆休み向け需要による相場上昇に期待したいところです。

豚肉

5月並みかやや下回る

 5月の全国と畜頭数は、速報値で約134万頭、前年同比98.6%でした。

 5月の東京食肉市場枝肉相場は速報値で、620円/㎏(前年比109.7%、前月比131.1%)となり、月を通して相場が高値で推移しました。5月は出荷頭数が少なかったことに加え、ここ数カ月枝肉相場が比較的安値で安定していたため、量販店を中心に国産豚肉の調達を計画していたところも多く、想定以上の高値で推移しました。

 農畜産業振興機構の6月出荷予測頭数は約127万頭(前年比96.9%)と、前年同月をやや下回ると予測しています。

 6月についても前月に引き続き国産豚の出荷が少ない状況が見込まれますが、枝肉相場ほど末端価格は上がっていない現状に加え、6月、7月は輸入豚肉の売り場を増やす量販店も見受けられることから、相場はほぼ5月並みかやや下回るものと思われます。

 

鶏肉

もも 下げ基調で570円

 5月の平均相場は、もも肉585円/㎏(前月比23円下げ)・むね肉282円/㎏(同13円下げ)で、正肉合計で867円/㎏と前月比36円下げ、前年比で115円の大幅下げとなりました。

 もも肉は、行楽需要はあったものの、末端販売の緩みを背景に月初め597円から月末579円と、月を通してジリ安となりました。むね肉もサラダチキンなどの需要はあるものの、ブラジルやタイ産の安い輸入鶏肉の出回りの影響もあり、ゴールデンウイーク明けから下げ基調が進み、月初め294円から月末275円と昨年2月以来の270円台となりました。

 例年、梅雨時期は下げ基調で推移することから、6月のもも肉は月平均で570円と予測します。また、むね肉はサラダチキンなどの需要が引き続きあるためもちあい圏内の280円と予測します。

 

鶏卵

昨年より低い水準で推移

 5月の東京相場の月間平均は、Mサイズ基準値165円(前年比△51円)となりました。

 近年の積極的な増産により、供給量は大幅に増大する一方で、堅調に推移していた需要が追いつかない状況が続いたことから、相場も5年ぶりの低水準となりました(平成25年5月は164円)。

 テーブルエッグは堅調な荷動きでしたが、業務筋については大型連休中の休業に加えて、連休明けの販売不振により、業務筋向けに出荷している産地を中心に在庫が増加しました。加工筋については、在庫水準が高く、スポット購入の動きはほとんど見られない状況が続きました。

 今後は、成鶏更新・空舎延長事業発動の影響により、一定期間は供給量が減少傾向に転じることが予測できますが、梅雨に入り不需要期を迎えることから、引き続き相場も昨年より低い水準で推移することが考えられます。

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