流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

和牛もちあい、交雑牛やや強含み

 7月の成牛と畜頭数は、速報値で約9万3千頭(前年比102.8%)とわずかに増加しました。

 7月の東京市場枝肉卸売価格は、速報値で和牛去勢A5が2822円(前年比100.4%)、和牛去勢A4が2417円(同99.2%)、和牛去勢A3が2170円(同101.8%)、交雑牛B3が1525円(同104.5%)でした。

 農畜産業振興機構の8月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万3千頭(前年比99.7%)、交雑牛が約1万9千頭(同99.0%)、乳用種が約2万8千頭(同92.8%)で、全体では約8万1千頭(同96.9%)と見込んでいます。

 7月の相場は、和牛はもちあい、交雑牛は一部には和牛からの需要シフトとみられる動きもあり、やや強含みで推移しました。

 8月の相場は、盆前までは強含みで推移することも想定されますが、月間では和牛はもちあい、一方で交雑牛はやや強含みの展開になると見込んでいます。

豚肉

盆休み明けから相場は低調に推移

 7月の全国と畜頭数は、速報値で約126万頭、前年比102.1%となりました。

 7月の東京食肉市場枝肉相場は、速報値で652円/㎏(前年比98.9%、前月比110.9%)でした。三連休前の手当てを行うタイミングで西日本の豪雨被害が発生、愛媛県のと畜場が被害を受けたほか交通網の混乱もあり、西日本から関東の業者に対して供給依頼が増え、関東周辺市場の相場を押し上げました。さらに、下旬には猛暑で出荷頭数や重量が低下したことで相場は高値で推移しました。

 農畜産業振興機構の8月出荷予測頭数は、約131万頭(前年比99.6%)です。荷動きは低調なものの、出荷数量が少ないことに加え、8月も引き続き猛暑となる予報から、今後も増体の悪い豚の出荷が続く可能性が高く、8月前半までは高値が続くと思われます。一方、盆休み明けから下旬にかけては末端消費の低迷を反映して、相場は低調に推移するものと思われます。

 

鶏肉

もも小幅下げの540円

 7月の平均相場は、もも肉548円/㎏(前月比16円下げ)・むね肉265円/㎏(同7円下げ)で、正肉合計で813円/㎏と前月比23円下げ、前年比で102円の下げとなりました。もも肉は、猛暑などで末端販売の緩みが先月から続いているため下げ基調は変わらず、月初め550円から月末545円と5円の下げとなりました。むね肉は、サラダチキンなどの需要は継続しており、月初・月末とも264円ともちあいとなりました。また、正肉合計では一時800円/㎏を割る(799円/㎏)日も見受けられました。

 8月は、7月に引き続き猛暑となる予報から、もも肉は下げ基調で推移するものの小幅の下げで月平均540円と予測します。また、むね肉は引き続きチキンカツ・焼き肉用・サラダチキンなどの需要もあり、もちあい圏内の265円と予測します。

 

鶏卵

供給量少なめも酷暑で需要減

 7月の東京相場の月間平均は、Mサイズ基準値173円(前年比△18円)となりました。成鶏更新・空舎延長事業の影響から需給に逼迫(ひっぱく)感が見られ、7月上旬に上伸の展開となりました。先月から続いている西日本向けへのスポット出荷も相場上伸の一因となりました。ただし、7月中旬以降は、供給量が少ない一方で、酷暑や天候不順の影響により需要が減退したことから、もちあいが続きました。

 需要面に関して、テーブルエッグは、相場変動商品を中心に好調を維持していましたが、気温の上昇と共に荷動きに鈍化が見られます。業務筋は、末端需要の鈍化に加え、学校給食の休止などで不振が続いています。

 今後は、成鶏更新・空舎延長事業の影響により、一定期間は供給量は少なめで推移すると考えられます。ただし、需要面についても酷暑による末端需要の減退やお盆期間による業務筋の休業など好材料に乏しい状況が続くことが予測されます。

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