流通情報

流通情報
園芸部

青果情勢

野菜

夏秋産地からの出荷最盛期
【概況】 

 9月は、前月に続いて北海道・東北・高冷地などからの出荷のほか、果菜類は関東産地の抑制物の出荷も増えてきます。

 キャベツは、群馬の高冷地や岩手・長野などが中心の出荷となります。群馬・長野は適度な降雨もあり順調な生育で、昨年をやや上回る出荷となるでしょう。一方で岩手は定植期の高温と干ばつから今後の生育が懸念されます。出荷量は前年並みを見込みます。

 ハクサイは、長野などが中心の出荷となります。干ばつの被害が多少残ってはいるものの、生育はおおむね順調となっています。大きな天候の崩れなどがなければ、順調な出荷が見込まれます。出荷量は、前年並みを見込んでいます。

 ダイコンは、北海道・青森などが中心の出荷となります。北海道は、種まきできていない時期があり、一時的に出荷ペースが停滞する圃場(ほじょう)もあるでしょう。出荷量は前年をやや下回る見込みです。

 ニンジンは、北海道・青森などが中心の出荷になります。各産地の出荷が出そろいますが、全体的に天候不順の影響から細物の比率は高くなるでしょう。出荷量は、豊作だった前年を下回る見込みです。

 レタスは、長野・群馬の高冷地が中心の出荷となります。他の葉物野菜と同様、順調な出荷が見込まれます。出荷量は、豊作であった前年並みを見込みます。

 トマトは、北海道・東北産地が中心の出荷となります。北海道・東北産地は花落ちした段が抜けるものの、気温の低下から小玉傾向となり、出荷量は前年を下回る見込みです。

 キュウリは、東北の露地物から関東の抑制物に徐々に切り替わります。東北産地は出荷量減少となりますが、関東産地からの出荷は増加となります。出荷量は前年並みを見込みます。

 タマネギは、北海道からの出荷が始まります。出荷量は天候不順から前年を下回る見込みです。

【店頭】

 9月に入ると、秋の味覚である芋類や、きのこ類などを使ったメニューや、一足早い鍋物メニューの企画も出てきます。また、9月は十五夜、敬老の日、彼岸などの歳時や、運動会や秋祭りなどの行事が催されますので、行事や行楽シーンに合わせた売り場作り・販促が実施されます。

果実

秋の味覚が勢ぞろい
【概況】 

 9月は、夏果実のスイカや桃は出荷の終盤にさしかかりますが、果実全体で見ると、露地物を中心に華やかな季節となります。

 ブドウ類は、長野・山梨・岡山などが中心の出荷となります。各産地とも生育が前進傾向で、山梨は8月の出荷量が多くなり9月はやや少なくなる見込みです。長野・岡山も上旬の出荷量が例年より多くなり、下旬には減少に転じる見込みです。やや小房傾向ですが、出荷量はおおむね前年並みを見込みます。

 梨は、前年より約10日程度早い出荷ペースとなっており、「幸水」の出荷は8月でほぼ終了となりました。9月は栃木・茨城・千葉などを中心とする「豊水」、「あきづき」のピークとなる見込みです。出荷量は前年をやや下回る見込みです。

 リンゴ類は、長野・山形などに加え、青森産の早生リンゴの出荷も開始されます。生育は前進傾向で出荷量はおおむね前年並みとなる見込みです。

 ミカン類は、宮崎・熊本などが中心の出荷となります。適度な降雨で玉肥大も順調となっており、出荷量は前年をやや上回る見込みです。

 柿類は、和歌山・奈良などが中心の出荷となります。平年より早い生育となっており、やや小玉傾向となっていますが出荷量は前年をやや上回る見込みです。

【店頭】

 9月の果物売り場では、ブドウ、梨、リンゴ、ミカン、柿、栗、イチジクなどの国産果実が一斉に出そろい、秋の味覚で彩られる華やかなシーズンとなります。

主産県だより

 8月はレタス、梨、ピーマン、リンゴ、バレイショの主産県が一堂に会し、作況見通しや販売対策の共有化、消費拡大の進め方について協議しました。今後も主産県による情報交換会などを定期的に開催し、出荷情報や販売情報の共有を図ります。

カテゴリー最新記事

ページトップへ