流通情報

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畜産総合対策部

畜産情勢

牛肉

弱もちあい

 1月の成牛と畜頭数は速報値で約7万6千頭(前年比98.0%)と減少しています。

 1月の東京市場枝肉卸売価格は速報値で、和牛去勢A5が2769円(前年比96.4%)、和牛去勢A4が2396円(同93.2%)、和牛去勢A3が2099円(同88.8%)、交雑牛B3が1411円(同85.2%)でした。

 農畜産業振興機構の2月の国内出荷予測頭数を品種別にみると、和牛が約3万1千頭(前年比98.9%)、交雑牛が約1万8千頭(同103.2%)、乳牛(雌含む)が約2万6千頭(同94.5%)であり、全体では約7万6千頭(同98.3%)と見込んでいます。

 12月に高騰した枝肉相場は、1月に入り大きく下落する展開となりました。年末年始からの消費疲れや、野菜の高騰で鍋物需要が低下する中、引き続き荷動きが停滞しており、2月は弱もちあいの相場を予測します。

豚肉

春先へ向けて緩やかに上昇

 1月の全国と畜頭数は速報値で、約132万頭、前年同比94.4%です。

 1月の東京食肉市場枝肉相場は速報値で500円/㎏(前年比101.6%、前月比87.1%)と、前月から大きく値を下げました。出荷頭数は、全国的に強い寒気が流入した影響で、増体の伸びが悪く、速報値ベースで前年同月を大きく下回る約132万頭(前年比94.4%)となりました。

 農畜産業振興機構発表の2月出荷予測頭数は、約127万頭(前年比97.4%)です。厳しい寒さを背景に増体が伸び悩み、一部地域では疾病の影響もあって、全体的には少なめの出荷が見込まれます。量販店などでは、市況が軟調に転じたこともあり国産豚肉を販促する動きもみられますが、輸入チルドポーク急増による余剰感もあり、市況の大幅な上昇は期待できず、当面は相場は一進一退の動きをみせながら春先へ向けて緩やかに上昇すると予測します。

 

鶏肉

もも650円、むね300円

 1月の相場は、もも肉673円/㎏(前月比29円上げ)・むね肉312円/㎏(前月比6円下げ)で、正肉合計で985円/㎏と前月比23円上げとなりました。もも肉は、1月初め682円、月末671円と前年同月には及ばなかったものの例年なら下げに動くところ寒波の到来などから鍋物需給が好調だったこともあり小幅な下げにとどまりした。むね肉は前月比若干の下げとなっていますが、旺盛な需要に支えられ前年比59円高と相変わらず高い水準が継続しています。

 2月も平均気温が平年より低くなるとの予測のため鍋物需要が続く期待から大きな下げはないものと思われ、もも肉は月平均で650円、むね肉についても加工筋等などからの引き合いが引き続き強く、月平均で300円と予測します。

 

鶏卵

家庭用中心に荷動き回復

 1月の東京相場の月間平均は、中旬以降、上伸の展開が続き、Mサイズ基準値159円(前年比△20円)となりました。

 初市相場が前年より低い水準でスタートしたこともあり、加工筋を中心としたスポット集荷などで滞貨玉は徐々に解消に向かったものの、年末年始需要の反動もあり、上旬は業務筋を中心に荷動きが鈍い状況が続きました。また、加工筋の荷動きも長くは続かず、年始には一定の集荷を終えて、積極的なスポット購入は短期間で終了しました。

 今後については、2月は多くの量販店が決算期を迎え、積極的に特売を実施することが期待されるため、テーブルエッグを中心に荷動きが回復し、相場水準は上昇すると考えられます。

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