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半世紀の足跡振り返り営農経済事業の拡充誓う

千葉県農協A.T.A協議会が50周年記念総合技術研究会

7JA9人が防除企画専門指導員 資格認証研修の結果報告
千葉県農協A.T.A協議会50周年記念総合技術研究会であいさつする中村会長

 千葉県農協A.T.A協議会(Agricultural Technical Adviser)は、全農主催の施肥診断技術者養成講習会、防除指導員養成講習会で認定された営農指導員を会員として、農業生産技術の向上と会員相互の連絡協調を目的に設立され、今年で活動50年の節目を迎えました。同協議会の歴代会長・現会員、千葉県本部の関係職員が参集し、12月13、14の両日、成田市内で50周年記念総合技術研究会を開きました。

 初日は、「JA自己改革でピンチをチャンスに」(作家の森久美子氏)、「経営V字回復と地域活性への取り組み」(いすみ鉄道㈱の鳥塚亮氏)の基調講演があり、続いて直近10年間の歴代会長(4人)の功績をたたえ、表彰式を行いました。

 協議会現会長のJAちば東葛の中村誠一会長は、「設立当時は各JAに指導員も少なく、営農指導も試行錯誤の連続だったと聞いている。今では多くの指導員が活動し、JA事業の中核を担っている。歴代会長には引き続きご指導を賜りたい」とあいさつしました。

 翌日は、平成29年度新設の防除企画専門指導員資格認証研修会(年5回)の結果報告会を行いました。7JA9人の指導員が生産履歴簿の分析結果を発表し、活発な質疑応答、意見交換となりました。

 発表者からは「分析を通じて、非常に良い勉強となった。」という声もありました。千葉県農林水産部担い手支援課の大谷主席普及指導員は「とても実践的な演習であった。経験を産地の課題解決に向けた提案に生かしてほしい」と講評し、今後の営農指導員の活動に期待を寄せました。

 千葉県本部の永嶌修司副本部長は、「中期3カ年計画で課題別の専門指導員育成に取り組んでおり、昨年は土壌・肥料専門指導員29人(11JA)を認証した。今年度は水稲、根菜類、防除企画の三つの分野で取り組みを進めている。営農経済事業の深化・拡充に努めたい」と話し、協議会との連携強化を再確認する場となりました。

歴代会長の功績をたたえ表彰状を授与する中村会長㊧
防除企画専門指導員資格認証研修会の結果を報告するJAの営農指導員
あいさつする千葉県本部の永嶌副本部長

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