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宮城県本部

ブランドヒストリー(7)

宮城県を代表する新たな品種 みんなの笑顔を運ぶ奇跡のひと粒「にこにこベリー」

「にこにこベリー」

 宮城県育成品種「にこにこベリー」は宮城県育成品種「もういっこ」と「とちおとめ」を交配し、優良な系統を選抜して誕生しました。さらなるイチゴ産地の発展と「作り手、売り手、さらには手に取って食べる全ての人が笑顔になるイチゴ」という思いが込められています。 

「にこにこベリー」開発の経緯

 宮城県のイチゴ生産は、本県育成品種「もういっこ」と「とちおとめ」の2品種が主力品種として栽培され、11月から6月まで長期出荷が行われています。「とちおとめ」は、年始の収量が多く食味が優れる品種です。一方「もういっこ」は宮城県内で選抜育成され、本県の気象条件に適応した品種で、年始からの収量が多い品種となっています。新品種「にこにこベリー」は、東日本大震災後に導入した高設の養液栽培で栽培しやすく、味や形などの品質が安定すること、また12月までの収量が安定し、甘さと酸味のバランスが良く、果実の色が鮮やかな赤色の円すい形でそろいの良い品種を選抜して、導入されました。

「にこにこベリー」栽培の開始と今後 

 宮城県は東北1位のイチゴ生産量で、約8割が亘理町、山元町で生産されています。「にこにこベリー」は2019年から同地区で栽培が開始され、県内の生産者にも本県産イチゴ3品種の一つとして栽培面積を増やしています。早期に栽培を始めた生産者からは、年内から安定した収量であると評価されています。栽培され3年が経過しますが、今後は「にこにこベリー」の良さである果形のそろいの良さ、また、さわやかな甘さと酸味がある品種特性をアピールし、消費者から親しまれる取り組みを行っていきます。

 現在の販売先は県内や北海道の量販店がメインとなっていますが、「仙台いちご・にこにこベリー」を含むイチゴに携わる全ての人を笑顔にするため、新たな消費者にPRし、ブランド価値向上にも努めていきます。

 

プレゼント
 
にこにこベリー4パックを10名様にプレゼントします。

 
【応募方法】件名に「ブランドヒストリープレゼント」、本文に郵便番号、住所、氏名、年齢、所属JA、電話番号、JA全農ウィークリーの感想をご記入の上、メールにてご応募ください。
 
【応募先】zz_zk_zennohweekly@zennoh.or.jp
 
【締め切り】令和4年2月18日(金)23時59分
 
※応募者多数の場合は抽選で当選者を決定いたします。また、当選の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
※いただいた個人情報は、プレゼントの発送にのみ使用いたします。

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