「デラウェア」などの仕上がり確認

県果樹試験場でハウスシャインマスカットの摘粒研修

　山梨県本部営農企画課は4月9日、JAフルーツ山梨管内の「デラウェア」、JAふえふき管内の「デラウェア」「キングデラ」のハウスを巡回視察しました。JAの営農指導担当者をはじめ、県ハウスブドウ部会委員、山梨県青果物検査協会も同行し、今年の果実の仕上がりや糖酸度を確認しました。

　同日の午後からはＪＡ営農指導員、ハウスブドウ部会委員を対象に、県果樹試験場内のハウスで、ハウスシャインマスカットの研修会を開きました。  山梨県本部が、県、ＪＡと協議して作成した 「ハウスシャインマスカットの摘粒講習会資料」 を用い、同試験場栽培部の宇土幸伸主任研究員が指導しました。

　宇土主任研究員からは「房尻が二股の場合は予備摘粒時に切除し、粗着な場合は仕上げ摘粒で房尻を切除する」など、管理上のポイントについて詳細な説明があり、若手指導員らは、メモを取りながら熱心に聞きいっていました。