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千葉県本部

農業大学校の模擬会社とラッカセイ収穫

JAをとおして県本部が加工、大阪や新潟で販売へ

 千葉県本部は千葉県立農業大学校の模擬会社とコラボし、同校の圃場(ほじょう)で今年5月下旬に播種(はしゅ)したラッカセイの「千葉P114号」(愛称:Qなっつ)を9月下旬に収穫、10月にかけて乾燥させ脱莢(だっきょう)まで行いました。


 2015年に設立された模擬会社は、将来の農業経営を想定して生産から販売までを学生自らが運営しています。

 9月下旬、同社の学生たちは、トラクターで根切りしたラッカセイを全て手作業で掘り取りました。その後、実を乾燥させる期間を経て、11月9日に葉や茎と莢(さや)とを機械で切り離す脱莢作業を迎えました。

 同社では初めてのラッカセイ生産となりましたが、収量は126.5kgとなり、さや実の数、実の重さともに良好でした。約5a分の作業を終えた学生たちは、達成感に満ちていました。

 収穫したラッカセイは、模擬会社がJA山武郡市に販売します。県本部は、JAから購入したものをいりざや、バタピーなどに加工して大阪府内一部直売所、新潟県本部などに販売します。

 千葉県本部は引き続き、ラッカセイの消費拡大のPRや集荷数量拡大、生産振興に努めていきます。

根切りするトラクターを追い、手際よく収穫する学生たち
脱莢機にかけたラッカセイをチェックする学生と研究科の平野堅一教授(中央)

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