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神奈川県本部

県銘柄豚「やまゆりポーク」を給食に

生産者が小学校で食育活動 養豚への理解深める

 神奈川県本部が事務局を務める、やまゆりポーク生産者協議会は2022年11、12月、相模原市立藤野小学校、藤沢市立小糸小学校、平塚市立勝原小学校で「やまゆりポーク」に関する食育授業を実施し、延べ146人の児童が参加しました。


 取り組みは07年から始まり、子どもたちに県銘柄豚「やまゆりポーク」と養豚への理解を深めてもらうことが目的です。

 授業ではやまゆりポーク生産者、県畜産技術センターや県本部の職員らが講師を務め、畜産の知識や「やまゆりポーク」こだわりの飼育法などを伝えました。講師役を務めた(有)武相養豚の安西雄次さんは、「生きていくために必要だからこそ、家畜の命や食べ物を大切に食べてほしい」と話しました。

 子どもたちからは「父豚、母豚は役目を終えるとどうなるの」「なぜ同じ餌を食べ続けられるの」などの質問や、「お肉は私たちが口にするまでに時間がかかっていることが心に残った」といった声が上がりました。

 同協議会は各小学校へ「やまゆりポーク」を寄贈。その豚肉は給食の時間に振る舞われ、子どもたちはおいしそうに完食しました。

子どもたちに農場での仕事を説明する安西雄次さん
寄贈したやまゆりポークが給食に使われ、笑顔を見せる生産者の井澤正人さん

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