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神奈川県本部

【Web限定記事】オリジナル品種「かなこまち」を黒岩知事に贈呈

知事も絶賛 高い糖度、酸味と甘味のバランスよいイチゴ

 神奈川県本部が事務局を務める神奈川県いちご組合連合会は1月18日、県庁で県オリジナル品種のイチゴ「かなこまち」を黒岩祐治知事に贈呈しました。知事をはじめに、多くの県民に「かなこまち」を知ってもらいたいと実施しました。


 「かなこまち」は他県との差別化を図るため、神奈川県農業技術センターが育成したイチゴ品種です。「紅ほっぺ」と「やよいひめ」を交配して2014年度に育成、20年9月2日に品種登録を出願し、同年12月21日に出願公表されました。高い糖度、酸味と甘味のよいバランス、2L~3Lの割合が多く大粒であることが特長です。「神奈川生まれの美しくておいしいイチゴ」という思いから名前がつけられました。

 贈呈時には試食も行い、黒岩知事は「香りがすごい。甘さと酸っぱさもちょうどいい」と感想を話しました。同連合会の澤地正典会長は「各県が品種を開発している中、神奈川県でも独自の品種を作っていただいたことはありがたいことだと感じています。これからも大切に育てていきたい」と話しました。

「かなこまち」を試食する黒岩知事
黒岩知事に「かなこまち」を贈呈する澤地会長
酸味と甘味のバランスがよいイチゴ「かなこまち」

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