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米穀部

倉庫管理サービスで衛生管理の向上へ

専門家の診断を基に改善を提案、担当者研修会も

 全農は農業倉庫における品質管理の徹底や業務の効率化を図るため、農業倉庫管理サービス「楽々日誌パナミエール」の導入を推進しています。導入JAに対しては専門家による農業倉庫の定期点検と併せて、JAの担当者を対象に衛生管理研修会を開催しています。


 「楽々日誌パナミエール」は農業倉庫に無線装置を付けた温湿度計・穀温計を設置し、パソコンやスマートフォンにより、リアルタイムで庫内の状況が確認できるサービスです。取得データにより保管管理日誌が自動作成でき、このデータなども利用して専門家の定期点検、担当者研修会を実施しています。

 2022年12月、同サービスを導入している栃木県のJAうつのみやで、専門家による定期点検と衛生管理研修会を開き、倉庫ごとに実態に則した改善提案を行いました。

 JA担当者からは、害虫やネズミ対策などの質問があり、「衛生管理のプロの目で現場の農業倉庫を見てもらい、具体的な改善策を示してもらうことで衛生管理の向上に大変役に立つ」との感想も出されました。全農では今後も全国のJAへの導入推進に取り組み、農業倉庫業務をサポートしていきます。

研修を受けるJAうつのみやの農業倉庫担当者

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