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福島県本部

女子高校、地元テレビと連携し「JKアグリスクール」開校

学びの姿を通し農業の魅力発信

 福島県本部は5月2日、郡山女子大附属高等学校と福島テレビ(FTV)と連携し、郡山市の同校で「JKアグリスクール」を開校しました。

小檜山職員によるクイズ形式の講義に参加する生徒たち
クイズの答えを周囲の友人たちとシンキングタイム

 
 この企画は、福島県本部が同校バレーボール部の全国大会出場に「応援米」を贈呈したことがきっかけで実現しました。同校には、調理師免許の取得という大きな志をもって勉強に励む食物科があります。「食」を学び、近い将来「食」のスペシャリストとして活躍する女子高校生(JK)たちに、農業体験や県産農畜産物の調理実習を通して「食」と「農」が密接な関係であることを知り、農業をもっと身近に感じてもらいたいという思いでスタートしました。
 
 開校式には、食物科の生徒たち(1~3年生)94人が参加しました。同校の佐々木貞子校長は「福島の農畜産物は、安全・安心でおいしいということを、全国に向けて皆さんの姿をもって発信していきましょう」と力強くごあいさつくださいました。
 
 開校式ではまず「農」の入門編として福島県本部の職員が講義を行いました。佐藤勝則副本部長が、全農の事業紹介と福島県で生産される農畜産物を説明しました。続いて小檜山英子職員が、食と農業の現状についてクイズ形式で講義をしました。
 
 講義の後は、3年生が調理実習をしました。メイン食材は福島県本部提供の「会津産アスパラガス」「いわきサンシャイントマト」「麓山高原豚(はやまこうげんとん)」です。手際の良さはもちろん、生徒同士の連携も抜群で、調理室はみるみるうちに食欲をそそる良い香りに包まれました。TVカメラの撮影に、初めは緊張気味の生徒たちでしたが、炊きたての「会津コシヒカリ」(福島県本部提供)と、作り上げた料理をぺろりと平らげ、笑顔を見せていました。
 
 JKアグリスクールは、毎月1回のペースで11月まで実施します。次回は、野菜の定植を行う予定です。女子高校生の学びの姿を通して、よりたくさんの方に農業の魅力を発信していきます。若い皆さんの奮闘ぶりに乞うご期待!
手際よく調理を進める3年生
先生の指導も受け調理
彩り鮮やかに仕上がった福島県産の食材を使った料理

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