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秋田県本部
耕種資材部

秋田県で4年ぶりに青空講習会

全農技術主管・星信幸氏が大豆圃場の改良などを提案

 秋田県本部と耕種資材部は9月8日、JA秋田おばことJA秋田ふるさとの青年部員、JA職員の計23人を対象に4年ぶりとなる青空講習会を開催しました。


 講習会では農事組合法人中仙さくらファームの大豆圃場(ほじょう)を借り、生育が良好な圃場と生育不良な圃場の土壌断面をそれぞれ観察・比較しました。

 生育不良圃場に対しては、講師の星信幸氏(全農技術主管)が全層心土破砕(ぜんそうしんどはさい)機「カットブレーカー」による心土破砕、有機資材と石灰資材の施用、中耕培土(ちゅうこうばいど)の見直しなど具体的な改良方法を提案し、参加者の関心を集めました。

 参加者からは「土壌の種類による根の違いが分かり参考になった」「果樹でも講習会を開催してほしい」などの意見・要望が上がり、活発な意見交換が行われました。

 今後も同様の講習会の水平展開を通じて、生産性を向上させる健全な土づくりを推進していきます。

大豆栽培圃場で土壌断面を観察する参加者
生育不良圃場の土壌断面(心土の下にれき混じりの粘土層が分布)

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