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全農物流㈱

岩手の生乳 トラックからフェリー輸送に一部移行

国土交通省のモーダルシフト効率化事業に認定

 全農物流株式会社が取り組む岩手産生乳のフェリー輸送が、運転時間の削減と環境負荷の低減を図るとして8月1日、国土交通省の改正物流総合効率化法(物効法)に基づくモーダルシフト効率化事業に認定されました。


トラックからフェリー輸送への移行で岩手産生乳の積み込み

 トラック乗務員の不足や労働規制の強化による運転時間などの管理が難しくなるなど物流を巡る環境が厳しくなってきています。こうした状況の下で、全農物流はタンクローリーを使った生乳輸送で、関係各位の協力を得てモーダルシフト(フェリー・鉄道への移行)を進めています。平成27年に岩手〜中京間のフェリー輸送(仙台港〜名古屋港)を開始しました。28年には青森〜関東間にJR輸送(八戸駅〜隅田川駅)を開始、29年からは岩手〜中京間のフェリー輸送を増便し、フェリー輸送とJR輸送を合わせて年間7800㌧を輸送しています。

 今回、このフェリー輸送増便が物効法のモーダルシフト効率化事業に認定されました。

 全農物流は引き続き、モーダルシフトの推進、タンクローリーの大型化などを図り、東北産生乳輸送の安定化と効率化に貢献していきます。

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