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耕種総合対策部

ドイツ・ボン大トリプル周年記念祝賀会で全農の取り組み発信

3つの協同をテーマに神出理事長が講演

 ドイツのボン大学は9月20日、「ライファイゼン生誕200周年」「ボン大学創立200周年」「マイショス・アンテンアール協同組合(ワイン醸造協同組合)創立150周年」の三つの周年記念祝賀会を開催しました。神出元一理事長は招待を受け、講演しました。


 このイベントは、「一人で出来ないことも、多くの人が助け合えば成し遂げられる」というライファイゼンの名言をモットーに開催されました。神出理事長は「組合員・地域住民との協同」「他の協同組合との協同」「国境を越えた協同組合との協同」の三つの協同を取り上げて講演しました。講演では、「日本の水田稲作が農村社会の助け合いや共助の精神で2000年以上受け継がれていること」「全農は取扱金額では、農業・食品産業部門の協同組合の中で世界最大の組織であること」「全農は国内の生協と協力してアメリカの遺伝子組換穀物を分別管理していること」「全農はアメリカ・アルゼンチン・タイの農協と合弁会社を設立して、安定的な取引を継続していること」を解説したところ、聴衆から驚きの声と拍手喝采がありました。

 ライファイゼン協会会長ベルナー・ボーンケ氏からは「協同組合は今こそタイムリーなものだ。教育啓蒙(けいもう)は重要であり、知識がないと自立できない。まずは強みを持つ、勇気を持つ、そして他者に頼らない精神を持つ。そうやって成功を収めることが大変重要だ」という力強い発言がありました。

ボン大学で講演する神出理事長

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