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営農・技術センター

他機関交えた研究会で残留農薬分析のレベルアップ図る

「平成30年度JAグループ残留農薬分析研究会」を開催

 営農・技術センターは10月18、19日、「平成30年度JAグループ残留農薬分析研究会」を開きました。


 研究会は残留農薬分析に関する知識・技術向上と情報交換を目的として2001年から開催し、今年で18回目を迎えます。今回はJAグループを中心に31団体から49人が出席しました。

 研究会では、まず専門家による講演会で、「膜ろ過を用いた残留農薬の簡易、迅速精製法の開発 〜膜ろ過精製法について〜」(三浦工業㈱・岡本講師)、「キユーピーグループの安全・安心の取り組み」(キユーピー㈱・工藤講師)、「ほうれんそうを用いた外部技能試験(概要と講評)」(日本食品分析センター・中村講師)について講演いただきました。

 その後の意見交換会は新しい試みとして、「残留農薬分析操作を見直す」ことを目的に、営農・技術センター残留農薬検査室の分析操作風景のビデオを見ながら操作のポイントを協議する形式で行いました。各参加機関との操作方法の違い、考え方の違いなどを確認でき、有意義な企画となりました。

 全農では、今後も同研究会を開催し、JAグループの残留農薬分析のレベルアップと相互理解を図っていきます。

営農・技術センター残留農薬検査室の分析操作風景を見ながら意見交換する出席者

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