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高校球児が台風被害の農家を支援

滋賀県JA東びわこ管内の農事組合法人で倒壊ビニールハウス撤去

 「高校球児向け栄養教育プロジェクト」の地域貢献活動として、滋賀県の彦根東高校の高校球児28人が11月11日、JA東びわこ管内の農事組合法人「きらり下之郷」を訪れ、9月の台風21号の影響で倒壊したビニールハウスの撤去を行いました。


 JA東びわこ管内では台風被害で倒壊した大きなハウスの撤去作業が追い付かず生産者が困っており、全農が本プロジェクトでお米を提供している彦根東高校野球部に依頼し、JA東びわこが生産者と受け入れ調整を行い、この取り組みが実現しました。

 法人代表の坂東さんは「われわれは60代以上がほとんど。高校球児たちの若い力でどんどん作業が進んでいった。本当にありがたい」と感謝しました。

 高校球児らからも「台風で農家がこんなに困っていると初めて知った」「部活で鍛えた力が役立つのであればうれしい」「皆さんの応援を胸に野球を頑張る」などの感想があり、高校球児と地域との絆が深まりました。

滋賀県のJA東びわこ管内で、9月の台風21号の影響で倒壊したハウスパイプを撤去する彦根東高校の野球部員
台風で倒壊したハウスを撤去した彦根東高校野球部員と農事組合法人「きらり下之郷」の皆さん

 

全農と立命館大学が連携して取り組むプロジェクト

 2018年4月から、彦根東高校を含む4校でモデル実証中。全農が地元JAのお米を購入して高校球児に提供し、立命館大学がご飯を中心とした日本型食生活が高校球児の心身に及ぼす影響の調査を行う。また、高校球児は地域JAや生産者とのつながりを深めるため地域貢献活動を実施する。

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