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山形県本部

台湾の百貨店「微風廣場(びふうひろば)」と販売協定

2カ所目の常設棚でさらに輸出拡大

 山形県本部は11月12日、台湾・台北市の人気百貨店「微風廣場」と販売協定を締結しました。店内に常設販売棚を設置し、年間を通して、季節ごと旬の県産農畜産物を販売します。協定締結は、2015年に結んだ高雄市の大立百貨店に次いで2カ所目で、さらなる販売の拡大に向けた取り組みを進めます。 


 微風廣場では、青果物売り場の冷蔵ケースコーナーを使い、大粒ブドウ「シャインマスカット」や西洋梨「ラ・フランス」、柿、リンゴなどの秋果実に加え、来春からはサクランボ、ブドウ、スイカ、メロン、桃、和梨などが取り扱われます。また、今秋デビューの新品種米「雪若丸」や、昨年の和牛輸入解禁を契機に輸出が始まった「総称山形牛」、県産果汁飲料など、農産物関連の加工品も定番品で販売します。

 現地・台湾で開いた調印式では、山形県本部運営委員会の長澤豊会長と微風集團の廖鎮漢・董事長(りゃおちんかん・とうじちょう)が、協定書に署名しました。長澤会長は「日本産商品の取り扱い激戦区となっている台北市で、農産物を安定的にご提案できることを非常にうれしく感じています。協定を足掛かりに、『すべては生産者のために』の信念に基づき、農業振興に努めます」と強調。廖董事長は「微風廣場は、高級果物や米、牛肉など、日本産食材の情報発信基地として大変注目されています。良質な山形の農産物を台湾の消費者に広めていくよう努めていきます」と意気込みを語りました。

 また、締結式に先立ち11日には、トップセールスを実施。店頭で長澤会長と株式会社山形県食肉公社が消費者に向け、旬の県産農畜産物が並ぶ常設売り場の新設を広くPRしました。

 トップセールスや締結式は地元台湾メディアの注目も集め、台湾の経済紙「経済日報」や「臺灣時報(たいわんじほう)」をはじめ十数社からの取材を受け、台湾国内にも広く紹介されました。

協定を結び握手を交わす長澤会長㊧と廖董事長
微風廣場に設置された常設販売コーナーに並ぶ山形県産農産物

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