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全農アメリカ㈱

アメリカで 和歌山産柿の PRイベント

ビバリーヒルズの全農和食レストランに卸売業者ら30人を招きセミナー、試食会

和歌山産柿のおいしさを説明する
JA紀北かわかみの宮崎組合長(後方左)

 昨年10月に日本産柿の対米輸出が解禁されたことを受けて1月12日、アメリカ西海岸ビバリーヒルズにある全農の高級日本食レストランShiki Beverly Hillsで、和歌山産柿のPRイベントが開催されました。 【全農アメリカ㈱】

 このイベントはジェトロ(日本貿易振興機構)が主催し、食品卸売業者やレストランのシェフ、量販店のバイヤーなど約30人を招いてセミナーと試食会が行われました。

 この日提供された柿は、収穫量日本一を誇る和歌山県のJA紀北かわかみが出荷したもので、宮崎卓郎代表理事組合長から、生産者が土壌・水分管理や樹の選定・摘果を手作業で丁寧に行っていること、厳しい選果基準による品質の安定に努めていること、そして糖度や栄養価の高さについて説明しました。

 試食会では、Shiki Beverly Hillsの杉山料理長が、和歌山産柿の甘みを最大限に引き出すべく腕を振るい、和歌山産の梅酒を使った柿パンチ風に始まり、あん肝のみぞれ柿あんかけ、柿の天ぷら、サケの棒ずし、柿の酢じめ載せ、柿寒などの柿のフルコースで参加者らを魅了しました。

 参加したレストラン関係者は「大ぶりで、ツヤがあって甘い。デザートだけでなくて、さまざまな料理に活用できそうだ」と感想を述べていました。

 日本産の柿は、すでにバンクーバー(カナダ)や香港、タイ、マレーシアで販売され好評を得ており、アメリカへの輸出も解禁されたことで、新たな市場の開拓に期待が寄せられています。

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