水稲・リンゴでグローバルＧＡＰ団体認証取得

青森県ＪＡ津軽みらい管内の生産者８人がＪＡで県内初

　青森県ＪＡ津軽みらい管内の水稲生産者３人とリンゴ生産者５人は、２月８日付でグローバルGAP団体認証を取得しました。ＪＡグループの支援では県内初です。

　今回の認証取得は、水稲は全国的にブランド米競争が激化する中で、ＪＡ津軽みらい産「青天の霹靂（へきれき）」に付加価値による差別化を図るため、またリンゴは農家手取り最大化を目指し、海外輸出の取引拡大のために取り組みを始めました。

　取り組んだ生産者からは、農場の改善のための整理・整頓や、雇用者の労働安全確保に向けた体制づくりに苦労した、などの声がありました。

　それぞれの品目での取り組みについて、ＪＡ津軽みらい特Ａ米プレミアム研究会の工藤憲男会長は「良品質の水稲生産を徹底し、ブランド強化を図っていきたい」、同リンゴ認証GAP研究会の葛西厚平会長は「輸出の拡大を図り、販売額向上に努めていく」と今後に向けた決意を語っています。

　ＪＡグループは、GAP支援チーム（事務局：全中、全農）を設置し、GAPの団体認証取得を支援する現地アドバイス事業を実施しています。