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山梨県本部

【Web限定】山梨県果実・野菜生産者大会を開催

果樹産地山梨の維持発展に向け参加者が結束誓う

 山梨県本部は4月5日、「山梨県果実・野菜生産者大会」を昭和町のアピオ甲府で開き、県内の生産者・市場関係者・JA役職員ら約800人が参加しました。


 大会は、山梨県内の果実・野菜生産者の総意を結集し、系統共販を基本とする販売強化に取り組むとともに、安全・安心・高品質な果実・野菜の生産振興と指定市場などの流通関係者と連携した有利販売の取り組みにより、生産者の手取り拡大を図り、持続可能な山梨農業の実現を目指すことを目的に毎年開いています。

 今年も出席者全員が県内各産地で生産された高品質農産物を認証する「富士の国やまなしの逸品農産物認証制度」に伴う「うんといい山梨さん」のロゴマークが背中に入ったそろいのジャンバーに身を包み大会に臨みました。

 大会には長崎幸太郎・新山梨県知事ら多数の来賓に出席いただき、主催者を代表してJA山梨中央会・県本部運営委員会の長田学会長が「県内では農家の高齢化や後継者不足が進んでいる、県や関係機関と担い手確保の取り組みを進め、生産基盤の拡大を目指す」とあいさつしました。

 続いて梶原一明県本部長が「生産者・JAグループがタッグを組み、生産者の手取り最大化に向け、『販売力強化』、『輸出事業の拡大』、『生産資材コストの低減』を引き続き実践し、オリジナル品種の産地化など『県産ブランドの強化』、『国内外における販売促進』、『生産資材などのトータル生産コストの引き下げ』、『担い手サポート機能の強化』、『労働力不足に対する対応』などの推進に取り組み、日本を代表する果樹産地山梨の維持発展に努めてまいります」と力強く報告し、果実340億円・野菜38億円の販売計画を合わせて報告しました。

 引き続き大会決議として「系統組織一体となった魅力ある山梨農業の実現に関する決議」が満場一致で採択されました。

 続いて中澤昭大会運営委員・JAフルーツ山梨代表理事組合長の「大会宣言」の後、渡邉敏文大会運営委員・JA山梨みらい代表理事組合長の発声で「頑張ろう」を三唱し、出席者全員が結束を誓い合いました。

 また、昨年度の生産・販売に大きく貢献した市場と個人に対し、山梨県知事賞、全農会長賞が、果実販売上位4社には特賞が授与され、実績が称えられました。

生産者・市場関係者・JA役職員ら約800人が参加した山梨県果実・野菜生産者大会
出席者全員が結束を誓い合い「頑張ろう」を三唱

 
生産・販売に大きく貢献した市場と個人を表彰

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