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山形県本部

JA全農山形おきたま園芸ステーション(愛称“成る”)が稼働

農家の作業軽減を図り、作付け規模の拡大を目指す

 山形県本部が県南地区の川西町に整備を進めてきたJA全農山形おきたま園芸ステーションの竣工(しゅんこう)式が4月22日に行われ、アスパラガスの選果ラインが24日から稼働しました。


 おきたま園芸ステーションは、山形県本部が県内3地区に設置予定の園芸ステーションの一つで、JAのライスセンターを改修し、総事業費は約4億円で建設。施設には、米の転作品目として振興しているエダマメとアスパラガスの機械選果設備と予冷庫、包装加工室を備えました。選果ラインには高性能の選別カメラを導入し、一日の最大処理量はエダマメが8.3㌧、アスパラガスが1.8㌧となり、初年度はエダマメ200㌧、アスパラガス50㌧の取り扱いを計画しています。

 この施設は、これまで農家が収穫後に行ってきた選果から包装までの作業を担い、農家の負担を軽減し、作付け規模の拡大を支援することを目的としています。ロットの拡大による安定供給を図り、有利販売や直販事業を強化していきます。

 22日に開いた竣工式には、山形県本部の長澤豊運営委員会会長、JA山形おきたまの木村敏和組合長ら約80人が出席。施設には上杉公の言葉「為せば成る—」から引用した愛称「成る」のシンボルマークが描かれており、多くの組合員に親しまれ、利用してもらえる施設を目指し運営していきます。

完成したJA全農山形おきたま園芸ステーションのアスパラガスの選果ラインを見学する山形県本部の長澤運営委員会会長(手前)
完成したJA全農山形おきたま園芸ステーション

JA全農山形おきたま園芸ステーションの完成を祝いテープカット。中央が長澤会長
施設の愛称「成る」のロゴマーク

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