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大分県本部

JA・エリアを越えた大分青果センターが開所

コールドチェーン化で品質安定化と有利販売

 大分青果センターの本格稼働にあたり、6月3日に開所式・初荷出荷式を行いました。生産者の手取り最大化へ向け、JA・エリアを越えた効率的な物流体制の構築により輸送コストの増嵩(ぞうすう)を抑え、コールドチェーン化による品質の安定化と有利販売を目指します。


 大分青果センターは県内のストックポイントとしての役割を担い、同センターを中継することで、これまで課題とされてきた効率的な物流体制を構築するとともに、近年の物流業界を取り巻く厳しい環境による運賃コストの増嵩を抑え、生産者の所得向上につながることが期待されています。

 また、産地から集荷した荷物は最低12時間以上予冷庫で冷やして品質を保ち、ドックシェルター方式を採用することで、青果物を外気に触れさせず、温度を一定管理した状態で卸売市場へ出荷することが可能なコールドチェーン化を実現しました。同センターの機能を発揮し、青果物の鮮度を保つことで品質の安定化を図るとともに、販売先に正確な出荷情報を提供し、有利販売につなげる狙いがあります。

 開所式では大分県本部運営委員会の小川一男会長が「役職員一丸となってセンターの機能発揮に努め、生産者の営農活動支援に取り組んでいく」と意気込みを語りました。

大分青果センターの初荷出荷式でテープカットを行い、第1便トラックの出発を祝う関係者
ドックシェルター方式を採用し、青果物の鮮度を保つコールドチェーン化を実現

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