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西日本営農資材事業所

石川・三重・和歌山で青空講習会を開催

水田や果樹園地で土壌断面を観察

 全農は農業者団体と連携しながら生産振興を進める中で、平成27年度から青空講習会を開いています。今年は石川、三重、和歌山で開催しました。西日本営農資材事業所管内での開催は初めてです。


 青空講習会は、参加者全員で土壌断面を観察しながら土壌の特性を確認し、さらに土壌分析結果と併せて、生産性向上や安定生産のための土づくり対策を共有することを目指しています。

 石川県では10月25日、4Hクラブ元会長の竹本彰吾氏が代表を務める(有)たけもと農場の水田で行いました。近くの若手農業者やJAから44人が受講し、講師は稲わら秋すき込みの重要性を訴えました。

 三重県では11月6日、県本部が若手農業者研修「アグリキャンパス」と同時開催で㈱前川農産の水田で開き、27人が参加しました。

 さらに、11月20日には和歌山県農と協力しながら、県内JA職員を対象にミカン園で開きました。

 参加者からの講習会アンケートでは、「土壌断面を初めて見た」「土壌断面を確認できて今後の対策が見えてきた」といった声があり、安定生産には「土づくり」が重要であることを訴求することができました。

 今後も土壌診断を活用した施肥改善を農業者とともに実践することで、生産者手取りの最大化を目指します。

1mの深さまで堀削した断面を全員で観察(石川県で)
検土杖を使ってミカン園の土壌断面を確認(和歌山県で)

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