ニュース&トピックス
岐阜県本部
2025年6月30日(vol.1113)
スマート農業技術の理解へ実演会
「ザルビオフィールドマネージャー」の活用も紹介
岐阜県本部は5月22日、JAにしみのと岐阜県の共催により、スマート農業技術の実演会を開催しました。生産者やJA、行政など約90人が参加し、最新の農業技術について理解を深めました。
実演会では、栽培支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」を活用して圃場(ほじょう)の地力を解析し、土壌や生育傾向のばらつきに応じた施肥設計データを作成。作成データを田植機と連携させ、田植機が自動で施肥量を調整する側条可変施肥((株)ISEKI Japan関西中部カンパニー協力)を実演しました。
ザルビオは、衛星画像とAIを活用して生育判断や栽培計画をサポートします。これにより品質や収量の向上と安定化につなげます。また、可変施肥機能や直進アシスト機能を備えた農機と連携させることで、作業の省力化や効率化、施肥の最適化が図れます。7月にはドローンを活用した実演を予定しており、さらに実証試験圃場での効果検証報告会も計画しています。
岐阜県本部では、営農対策課と機械課が連携し、スマート農業の普及拡大に向けて推進しています。

