全農パールライス千葉米粉工場が竣工

海外市場の開拓も視野に国産米のより一層の消費拡大へ

　全農パールライス（株）は9月2日に米粉工場の竣工（しゅんこう）式を行いました。同社は精米・炊飯・米加工品事業を行っています。

　竣工式は千葉市稲毛区にある同社米粉工場で行われ、全農からは金森正幸常務理事、荒井隆常務理事、千葉県本部の松元善一運営委員会会長、吉田光本部長らが出席しました。

　同社の山本貞郎社長が「米粉の製造・販売を通じ、輸入原料が主体のパンや麺類の原料にも米粉を使用いただくことで、国産米の消費拡大につなげていきたい」とあいさつしました。

　同社で製造・販売する米粉は、「米の品種」と「製粉方法」にこだわり、パンや麺に適した高品質な米粉である点が特徴です。グルテンフリーである米粉は、海外市場での需要が見込まれており、国内市場にとどまることなく輸出にも取り組んでいく計画です。

　全農はグループ会社と連携し、国産米の需要確保、消費拡大に取り組んでいきます。