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広報・調査部

あるある SNSのお悩みと解決策5選

 広報・調査部が運営するTwitter 「全農広報部【公式】日本の食を味わう」では、2019年7月の開設以来、試行錯誤を重ねながら国産農畜産物の消費推進に取り組んできました。今回は、そのSNS運営の中で経験した悩みと解決方法をご紹介します。 


悩み(1)投稿するネタがない…

【解決策】ネタは転がっていないので自ら作るor発掘しています。

 デスクに座って待っていてもネタは降ってきません。日本の食を味わうTwitterでは、担当者自ら調理&撮影してレシピを投稿することでネタ作りをしてきました。また、組織内に適したネタがないかを、他の部署などにヒアリングして発掘することも有効です。

悩み(2)投稿内容が面白くない…

【解決策】他社事例を観察して、良い事例から学んでいます。

 自分の頭だけで悩んでいても、アイデアは浮かびません。食品メーカーなど他社の人気なアカウントを観察し、どんな要素が支持されているのかを分析し、自分のアカウント運営にも取り入れていました。

悩み(3)フォロワーが増えない…

【解決策】過去の投稿を分析することで投稿内容を磨きました。

 漫然と投稿を続けるだけではフォロワーは増えません。フォロワーを増やすには何よりも投稿内容が重要です。投稿内容を磨くには、過去の自らの投稿を分析して比較的反響が大きかった投稿の良い要素を分析し、その要素を次に生かすことが近道です。

悩み(4)プレゼントキャンペーンを実施するか迷う…

【解決策】アカウントや商品を知ってもらうためにキャンペーンは有効ですが、キャンペーン以外の投稿も充実することが重要です。

 日本の食を味わうTwitterではキャンペーンを行ったことはなく、フォロワーさんが増えはじめるまで非常に時間がかかりました。初期にキャンペーンを実施し、一定のフォロワーさんを確保した中で投稿を磨いていってもよかったと考えています。ただし、やみくもにキャンペーンを乱発するのではなく、キャンペーンで増やしたフォロワーさんに対してどのような情報発信をしていくのかをきちんと計画することが重要です。

悩み(5)炎上が怖いです…

【解決策】投稿内容は、読者の立場に立って見直しています。そのうえで別の職員がダブルチェックしています。

 注目してほしいという思いが強くなるあまり、誰かを不快にさせたり傷つけたりする投稿内容を考えてしまうことがあるかもしれません。それを軌道修正するために、投稿内容を作成したら発信者ではない一読者の立場になって投稿を見直しています。その上で、別の職員が読んでダブルチェックすることで、不適切な投稿を防いでいます。

 

 組織のSNS運営は、面白さと堅実さのバランスが難しいですが、継続する中でバランス感覚も養われます。ともに頑張っていきましょう。


【Before】開設当初の投稿

 自らコンテンツを作ることなく、時節に絡めて既存コンテンツを紹介するだけでした。

 

 

【After】最近の投稿

 1ツイート完結型でレシピ提案をしています。お悩みを提示してから解決方法を提案する文型で読者の興味を引くよう工夫。

 
全農広報部【公式】日本の食を味わう Twitterアカウント
https://twitter.com/zennoh_food

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