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経営企画部

JAアクセラレーター第5期 採択企業10社を決定

スタートアップ企業とJAグループがビジネスプランコンテスト
  キーワードは「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」

 JAグループ全国組織8団体が共同で設立した一般社団法人AgVenture Labは、JAグループと革新的なアイデアや技術を持ったスタートアップ企業が連携して、農業や地域社会が抱えるさまざまな課題解決を目指す「JAアクセラレーター第5期」(以下、本プログラムという)の採択企業を選定するビジネスプランコンテストを5月25日に開催しました。


 JAアクセラレーターは、AgVenture Labが取り組む、農業や地域の抱えるさまざまな課題の解決を目指すスタートアップ企業を短期・集中的に支援するプログラムです。

 5期目となった今回は「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」をキーワードに、既存ビジネスに捉われない新しい発想や技術に基づくビジネスプランを幅広く募集し、189件の応募がありました。

 今回、書類・面談選考を通過し最終選考に進んだ15社のうち、本プログラムへ参加する10社のスタートアップ企業(以下、採択企業という)を優秀賞として採択しました。

 採択企業は、今後約5カ月間、JAグループや本プログラムのスポンサーである全農と農林中央金庫の職員による伴走支援を受けながら、ビジネスプランをブラッシュアップさせていき、JAグループとの協業を検討していきます。

優秀賞を受賞した採択企業とイノベーティブ賞の代表
優秀賞を受賞した採択企業とイノベーティブ賞の代表
 

審査講評

●各企業の提案がよく、今回が最も接戦だった。
●高齢者に視点をあてた企業もあり、今後、JAグループが向き合わないといけない骨太のテーマを出していただいた。
●高校生、女性の起業家、農業だけではなくフィンテック※の分野での提案があり、多様性に富んでいた。
 ※金融と情報技術を結びつけたサービス
●過去に選考から漏れた企業が再びチャレンジし、今回、優秀賞に入ったことがうれしい。

【審査員を務めた落合成年参事のコメント】

 今回は史上まれにみる接戦で、審査会では優秀賞の選定に最後まで激論が行われました。惜しくも選に漏れた企業も含め、いずれも農業や社会の発展に貢献できるものと確信しています。

 

 本プログラム期間中における実証試験にあたっては、今期も最大100万円の実証実験費用を補助し、採択企業の成長サポートを強化します。また、採択外となった5社(イノベーティブ賞)についても、本プログラム外で別途協議や支援の検討をしていきます。今後約5カ月間にわたるプログラム期間終了後の11月には成果発表会(デモデイ)を予定しています。

 

 

ビジネスプランコンテスト参加企業の発表はこちらから視聴できます。

【YouTube あぐラボチャンネル】
https://www.youtube.com/c/AgVentureLab

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