１０月・ １１月に銀座・豊洲・新宿でイベントを開催

学生向けレシピコンテスト開催　酪農と牛乳・乳製品の魅力を発信

「にっぽん応援マルシェ」を新宿東口広場で開催

　全農と農林中央金庫は11月11、12日に新宿東口駅前広場で「酪農の魅力発信にっぽん応援マルシェ」を開催しました。師走並みの気温の中、牛乳・乳製品を楽しむ多くの来場者でにぎわい、酪農家と都心の消費者が交流し、酪農や牛乳・乳製品の魅力を伝えました。マルシェでは、全国各地のご当地牛乳の飲み比べイベントや模擬牛を使った乳搾り体験、「酪農家さんに質問！酪農クイズラリー」、牛乳・乳製品の販売などを行いました。

ご当地牛乳の飲み比べ

　都内の量販店では見かける機会が少ない西日本地域の牛乳を含む全国6種の牛乳と1種の乳飲料の飲み比べセットは、2日間ともに行列ができるほどの人気でした。牛乳の味の違いを楽しめる珍しい機会に、来場者からは「同じ牛乳でもここまで味が違うと思わなかった。旅行の際には地域の牛乳を飲んでみたい」「久しぶりに地元の牛乳を飲んだが、やはり一番おいしく感じた」などの声が上がりました。会場内には飲み比べの全国6種の牛乳パックを約5分の1サイズにしたカプセルトイも置かれ、全種コンプリートを目指して何度も挑戦する来場者でにぎわいました。

 

酪農クイズラリー

　SNSで特に話題を集めた「酪農クイズ」。会場にいる酪農家にヒントをもらいながらクイズに回答し正解すると、先着で練乳1kgがもらえる企画です。練乳は生乳の需要緩和により2022年12月末に発生した余乳処理のため緊急的に製造を行ったもので、冬の不需要期に向けて来場者にプレゼントするとともに生乳需給についての理解醸成を行いました。

 

乳搾り体験

　実物大の模擬牛を用いて行った搾乳体験には、親子連れや学生ら幅広い世代が参加。来場者から「今度は本物の牛で搾乳をしてみたい」と酪農家へ声をかける場面も。生産現場への関心を高めることができました。

 

物販コーナー

　協同乳業（株）・酪王協同乳業（株）・よつ葉乳業（株）の牛乳・乳製品などを販売しました。数量限定で販売された農協牛乳のロゴがあしらわれた「赤べこ」は、イベントの告知投稿をした全農広報部X公式アカウントでも「かわいい」と多数の声が寄せられました。

 

旅するミルクランド

　ミルクランド北海道のキッチンカー「旅するミルクランド」が登場し、道産牛乳の3種飲み比べをはじめ、道産牛乳を使用したオリジナルドリンクの販売をしました。

 

豊洲公園「土日ミルクフェス」で「カルピス（R）の農協牛乳割り」が大好評

　11月3日に東京の豊洲公園とららぽーと豊洲で開催された（一社）Jミルク主催の「土日ミルクフェス2023」に、カルピス（株）、協同乳業（株）とコラボ出展しました。

　イベントは、こどもたちが、学校給食のない日も楽しく牛乳を飲みたいと思える意識・環境づくりを目指し、農林水産省とJミルクが立ち上げた「牛乳でスマイルプロジェクト」の一環として開催。

　コラボブースでは乳飲料などの物販の他、カルピス（R）と農協牛乳を1：5の黄金比で割った「カルピス（R）の農協牛乳割り」の試飲を実施。来場者からは「もっと飲みたい」「これなら、こどもも牛乳をたくさん飲んでくれるかも」とこどもにも、大人にも大人気でした。今後も、牛乳のおいしい飲み方を提案し、休日の牛乳消費を呼びかけます。

※「カルピス」はアサヒ飲料（株）の登録商標です。

学生サポーターによる、日本の酪農応援企画 「れん乳レシピコンテスト」レシピ公開中！

　全農は、練乳の需要を創出することで日本の酪農を応援するため、学生を対象に「れん乳レシピコンテスト」を開催しました。

　コンテストには、全農主催の『酪農の夢』コンクールや、和牛甲子園で関わりのある学校を中心に8校が賛同、44レシピの応募がありました。料理研究家の中山章子氏協力のもと、全農は全レシピを再現・試食し、4点の入賞レシピを決定しました。

　8校107人の学生サポーターから集まった44のレシピは、全て再現コメント付きで特設ページで公開中です。

～学生サポーターが考えた～「れん乳レシピ44」はこちら

https://www.zennoh.or.jp/milk/recipe/rennyu/index.html