特集

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全農パールライス㈱

全農パールライス㈱ 国産精米の取扱量日本一の米穀卸

産地と消費者つなぎ、輸出や米関連商品開発、
    若い世代への食育とさまざまな取り組みで貢献

 全農パールライス株式会社は平成26年10月、全農パールライス東日本と西日本との合併で発足しました。合併以降も着実に取扱数量を伸ばし、国産精米の取扱量では日本一の米穀卸となりました。平成28年には、今後の会社の進むべき方向として「2025ビジョン」を策定。全農パールライスの基盤である「国産米」を基点に、産地と消費者をつなぐ取り組みを行っています。また、国産米の輸出やさまざまなお米関連商品の開発、さらには若い世代への食育に取り組んでいます。


全農パールライス㈱
代表取締役社長
前田 守弘
社長のことば

 国産米を通じて日本の「食」と「農」に貢献すること、その使命のため、私たちはお客様と生産者のニーズに応え、みなさまから信頼される企業をめざしています。

新商品の開発
300g小袋シリーズ

 お試し用や1回当たりの炊飯量を加味して、現在需要の高まっている2合(300g)タイプの製品です。スタンドパックタイプにして店頭の売り場でも埋もれないようなデザインとしました。さらには、窒素充填(じゅうてん)により、賞味期限は精米から6カ月としました。

需要の高まっている300g小袋シリーズ
 
無洗米GABAコシヒカリ

 GABAの血圧降下効果に着目し、無添加で安心かつ、良食味の「コシヒカリ」を使用しています。毎日の食事で無理なくGABAを摂取することができ、食生活を変える必要もありません。

 
パールライス米油

 国産の米ぬかを使用した純国産の米油です。米油そのものは、抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助けるビタミンEなどの天然栄養成分を多く含んでいます。また、おいしさが長持ちするため、炒め物・ドレッシング・炒飯などにお勧めです。

 
取引先との取り組み
スシロー台湾店出店に合わせ米を輸出

 当社は平成30年6月、回転寿司(ずし)チェーンのスシローが台湾に出店するのに合わせ、スシロー向けの日本産米の輸出を開始しました。日本国内と同様にスシロー台湾をサポートしていきます。

オープンセレモニーに出席した全農米穀部の山本部長(左から2人目)、前田社長(同3人目)、スシローGHDの水留社長(中央)。多数の台湾現地メディアも参加し、スシロー台湾の注目度の高さがうかがえました
 
アマゾンドットコム田植え・稲刈り体験ツアーの実施

 通販業界最大手のアマゾンとタイアップ、併せてJA全農栃木、JA全農福島の協力を受け、それぞれの産地のお米の購入者の中から抽選により、春は田植えツアー、秋は稲刈りツアーに招待しています。

栃木県で開いた稲刈りツアー
 
食育PR活動
当社キャラクター「こめつぶ丸」

 平成29年のホームページのリニューアルを機に、当社のキャラクター「こめつぶ丸」を作成。ホームページだけではなく、当社の新米シールに、またLINEスタンプに活用し、広くPRをすすめています。今後もみなさまに愛されるキャラクターを目指し、さまざまな形で、さまざまな場所に登場させたいと考えています。

公式キャラクター「こめつぶ丸」
 
 
幼児、小学生に食育授業

 親子料理教室、精米工場見学などで子どもたちにご飯や食への興味を持ってもらえるような取り組みをしています。また、幼児向けに当社キャラクター「こめつぶ丸」を活用した絵本を制作し、保育園などでお米が田んぼで成長していく様子や田んぼの中にいる生きもののお話、収穫したお米がどのようにして食卓に上るかをお話しています。

幼児向けに作った絵本
 
 
高校生にお米の授業

 平成30年6月から年5回のプログラムで、クラーク記念国際高等学校横浜キャンパスで「お米の授業」を行っています。

 初回は生徒と一緒にお米の勉強をしながら、ごはんの食べ比べを行いました。試食用に炊いたごはんは全て完食。また、生徒がパッケージをデザインする実習を行い、個性あふれるデザインが完成しました。文化祭ではこのパッケージに実際にお米を詰め、販売しました。

 若い世代にお米を知っていただき、消費の拡大につなげていきたいと考えています。

当社社員が講師になり高校で実施したお米の授業
高校生がパッケージをデザインしたお米を販売した文化祭

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