この事業は、JA大井川、島田市、大井川鐵道㈱、中日本高速道路㈱の4者連携によるプロジェクトで、施設の運営会社としてJA大井川の子会社「KADODE OOIGAWA㈱」が昨年11月に設立されました。

　予定地は、静岡県のほぼ中央に位置し、新東名高速道路の島田金谷ICを降りてすぐ、富士山静岡空港から車で20分と広域からのアクセスが便利な立地です。また、SLが走る大井川鐵道の線路沿いにあり、この施設に新駅が設置される予定です。

　施設名の「KADODE OOIGAWA」には4者連携事業や交通の結節点である立地を踏まえ、大井川流域の農業と地域交流の玄関口にふさわしい新たなランドマークとして、上質な時間や地域の魅力を体感する出会いの場でありたいという思いを込めています。

緑茶と地域の農産物 五感で魅力を体験

　施設は、五感で楽しむお茶ゾーン、新鮮な農産物が買えるマルシェ、緑茶の魅力を気軽に楽しめるカフェ、お茶や農産物をテーマにした子どもの遊び場、SLを見ながら食事ができる野菜レストラン、大井川流域の観光スポットを案内する観光拠点を構えます。

　JA大井川が培ってきた農業振興や売り場づくりの強みをベースに、集客力に優れ話題性のある専門店や観光事業を融合させた新たな商業施設となります。多くの地域団体と連携し、にぎわいを創出する魅力ある施設をプロデュースしていきます。