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水稲新品種「コ・ノ・ホ・シ」初出荷式

2025.11.03
兵庫県本部

暑さに強い兵庫県オリジナル品種、販売拡大へ

 兵庫県本部は兵庫県、JAグループ兵庫と共同で水稲のオリジナル品種「コ・ノ・ホ・シ」の開発を進めてきました。9月22日に加西市のJA兵庫みらいで初出荷式が行われ、9月下旬から県内コープこうべなどで販売が始まりました。


 当日は齋藤元彦兵庫県知事やJA関係者が出席し、初出荷を祝いました。「コ・ノ・ホ・シ」は夏の暑さに強く乳白粒の発生が少ないため、新規就農者にも栽培しやすいのが特徴。県南部で広く作られる「キヌヒカリ」の後継品種として期待されています。

 今年は約500tの収穫を見込み、出荷式では約12tを出荷。関係者による試食会では「非常にもちもちしておいしい」などの声があり好評でした。

 9月下旬から全農パールライス(株)を通じて、県内コープこうべ各店舗(コープミニ除く)で販売されています。来年以降は学校給食にも提供される予定です。兵庫県本部は「コ・ノ・ホ・シ」の販売拡大に取り組んでいきます。

「コ・ノ・ホ・シ」を試食する齋藤兵庫県知事
テープカットなどで祝った出荷式

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