第19回全農養豚セミナー開催

養豚農場の優良事例と研究成果を報告

　全農は10月28日、「第19回全農養豚セミナー」をKKRホテル（東京都千代田区）で開催し、全国から生産者や養豚関係者ら約100人が参加しました。

　全農養豚セミナーは、養豚業界における情報共有と生産現場での課題解決を目的に、毎年一度開催しています。

　セミナー開会にあたり畜産生産部の富所真一部長が、昨今の飼料情勢や疾病状況について説明し、「JAと全農グループが一体となって課題解決に取り組んでいく」とあいさつしました。

　セミナーではWeb PICS（くみあい養豚生産管理システム）の2024年集計結果報告に加え、全農の研究所から、「暑熱ストレスが豚に与える影響と対策」「ハイコープ種豚の育種改良状況」「豚熱・アフリカ豚熱の情報提供」について報告しました。

　優良事例農場の紹介として、北海道の（有）高橋畜産、沖縄県の農業生産法人くにがみ畜産、JA北九州ファーム（株）がそれぞれの取り組み事例を発表しました。　　

　セミナー後、参加者からは「参考になった」「自農場にも取り入れたい」との声が寄せられました。