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たけのこの新たな価値を創出 資源活用で農業者の所得増大へ

2026.10.05
JAみえきた

 三重県桑名市は東海地方を代表するたけのこ産地で、伊勢湾と木曽三川に育まれた肥沃な土壌を生かし、肉厚で柔らかく甘みがあり、えぐみの少ない高品質のたけのこを生産しています。JAみえきたは、「桑名特産たけのこ」の資源を無駄なく活用し、農業者の所得増大につなげる取り組みを進めています。

「ぽっぽ」の積み降ろし

地元企業と連携し「幼竹」を加工品に

 その一環として、同JAでは2020年から「幼竹」の集荷を始めました。幼竹は、たけのことしての収穫時期を過ぎ、人の背丈ほどに成長したもので、桑名地域では親しみを込めて「ぽっぽ」と呼ばれています。生食用としての出荷は難しいものの、加工用として活用できます。

 集荷した「ぽっぽ」は、地場産農産物の加工・商品開発を手掛ける地元企業と連携し、先端部分を水煮加工して「穂先たけのこ」として商品化、一般販売しています。大手量販店での販売にもつながり、販路の拡大を進めています。

規格外品にも着目 収入や出荷量増へ

 2025年からは、品質に問題はないものの、傷や株元の欠損などで従来は出荷できなかった規格外品も、加工用として出荷を始めました。新たな収入源を確保し、出荷量の底上げと生産者の収益向上を図っています。

 こうした取り組みは、たけのこの加工・商品化による付加価値の向上に加え、規格外品の有効活用にもつながるものです。JAみえきたは、地域資源を生かし、新たな販路と収入源を生み出すことで、農業者の所得増大とたけのこ産地の持続的な発展を目指しています。

集荷された「ぽっぽ」
集荷された「ぽっぽ」を確認する職員

JAみえきた

概要
2026年3月31日 現在
  • 正組合員数
    1万9157人
  • 准組合員数
    3万3721人
  • 職員数
    804人
  • 販売品取扱高
    81億4千万円
  • 購買品取扱高
    51億7千万円
  • 貯金残高
    7711億1千万円
  • 長期共済保有高
    1兆1779億7千万円
  • 主な農産物
    米、小麦、大豆、トマト、なばな、たけのこ

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