「つぶらなカボス」ベトナムに本格輸出

果粒入り大分県産カボス果汁飲料を拡大へ

　（株）ジェイエイフーズおおいたは、ベトナムの現地貿易会社エコフルーツ輸出入（株）と（株）フォスターとの3社で、「つぶらなカボス」ほか5種類の商品をベトナム国内における独占年間販売契約を締結し、4月9日に調印式を行いました。

　ジェイエイフーズおおいたでは、中国、香港、台湾をはじめとする海外市場へ継続的に商品を販売しています。一層の輸出拡大に向けて、2024年9月からベトナムで試験販売を行い、好評だったことから本格的な販売が決まりました。
　フルーツ栽培が盛んなベトナムでは、多くの果汁飲料が販売されていますが、果粒入りのドリンクは珍しいため、国内販売品をそのまま従来のパッケージで輸出します。
　調印式で、ジェイエイフーズおおいたの大塚修司社長は「この味がベトナムの人たちに受け入れられれば非常にうれしい」と話しました。
　ベトナム輸出は年間60万本を目標としています。現地のスーパーマーケットでの販売を起点にプロモーション活動を実施し、ブランド構築を進めるとともに、他国への輸出拡大にも積極的に取り組んでいきます。