ニュース&トピックス
麦類農産部
2025年7月21日(vol.1116)
第58回全農乾椎茸品評会審査会を開催
国産原木乾椎茸の継続生産・消費拡大に向けて
全農は第58回全農乾椎茸(ほししいたけ)品評会審査会を6月5日、埼玉県上尾市で開催し、全国14県346点の出品の中から各賞の受賞者を決定しました。
今年の原木乾椎茸は、冬場に乾燥が厳しい状況でしたが、不作だった昨年より増加し、春子作柄は全国で前年比108%の1350tと推定される一方、発生期間内の急激な気温上昇などの影響から、高品質な品柄の確保が難しく、品評会への出品数は前年比79%となりました。
産地や業界審査委員による厳正な審査の結果、農林水産大臣賞3点をはじめ6部門29点の入賞、奨励賞2点を決定しました。また、団体優勝は鳥取県本部、準優勝に静岡県経済連、岩手県本部を選出しました。
全農は、品評会の開催を通して生産者の継続生産や高品質生産に貢献していくとともに、原木乾椎茸の「おいしさ」や「栄養」を多くの人に発信し、消費拡大にも取り組んでいきます。

