「ゆめファーム全農こうち」が「ノウフクJAS」取得

ナスの大規模施設で障がい者の就業機会を拡大

　全農は、施設園芸の実証農場「ゆめファーム全農こうち」で「ノウフクJAS」の認証を7月11日付で取得しました。

　「ノウフクJAS」は、正式名称を「障がい者が生産行程に携わった食品及び観賞用の植物の日本農林規格」といい、農福連携の取り組みにより生産された産品の規格です。

　「ゆめファーム全農こうち」は、ナスの大規模多収型施設園芸に取り組み、年間を通じたナスの出荷を行っています。

　出荷には、収穫物の集荷や袋詰め加工といった業務が含まれます。この業務を農業・福祉事業所である「一般社団法人 こうち絆ファーム」と連携し、障がい者の年間労働や就業機会の拡大を図っています。

　この取り組みが「ノウフクJAS」の管理基準を満たしていることが認められ、認証を取得しました。

　全農は「ゆめファーム全農こうち」や、今後建設予定の「ゆめファーム全農トレーニングセンター幸手」を通じて、障がい者の農作業への参画を積極的に推進し、農業分野における多様な人材の活躍を支援します。