JAズームイン

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JAあさか野

女性農業者の活躍による 地域農業の発展に向けて

 JAあさか野は東京都に隣接した都市近郊で宅地も多く、消費者に最も近い産地としてニンジン・サトイモ、ホウレンソウなどの市場出荷に加え、JAの直売所やスーパーなどのインショップ、庭先直売など多様な販売形態によって地域の農業が成り立っています。

女性農業者と女性TAC・管理栄養士が連携

 女性の視点での新たなターゲット層として、若い家族世帯や小学生の子どもたちに向けた地場産野菜の収穫体験、生産者による収穫後の青空講義を女性TAC担当者が提案しています。また、付加価値を高めるため6次化の取り組みとして、管理栄養士資格を持つ女性職員と連携し、正確な食品表示によって購入者に安心・安全をアピールすることができました。また支店の女子職員や直売所のパートの意見を取り入れるなど多くの人の協力で、「ONE TEAM」で商品開発を行っています。

「ONE TEAM」で6次化商品開発
加工場の衛生管理の実施

 

加工食品扱う組合員に衛生管理指導しっかり

 6次化商品など加工品を取り扱う組合員を対象に、危害分析重要管理点(HACCP)に基づいた加工食品衛生研修会を実施しています。講師は管理栄養士の資格を持つ女子職員が担当。商品の製造から出荷までの作業で起こる食中毒や異物混入、食品表示のアレルギー誤表示による事故例などを交えて講義を行いました。

 今後は、女性農業者の活躍を、地域の農業の発展につなげていき、地域とのつながりが深い女性農業者の力で、さまざまな活動を通じて地場産野菜のおいしさを消費者へ伝えていきます。また、農業体験や講習会などを実施し、地域の消費者にJAの事業に関心を持ってもらうことも目標としています。

管理栄養士による加工食品衛生研修会
女性農業者とTAC担当者による青空講義

 
JAあさか野(埼玉県)
概要 令和2年3月31日現在
正組合員数 2583人
准組合員数 1万1994人
職員数 182人
販売品取扱高 6億2千万円
購買品取扱高 9億2千万円
貯金残高 2714億9千万円
長期共済保有高 3888億9千万円
主な農産物 秋冬ニンジン、 サトイモ、米「コシヒカリ」

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