JAズームイン

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青森県
JA八戸

県南地域随一の果樹産地 地産地消の拡大 消費拡大図る

 JA八戸は、2009年4月に八戸市と三戸郡の4JAが合併し誕生しました。青森県の太平洋側南部に位置し、夏季は冷涼で冬季は雪が少ない気候を生かした農業が盛んです。

県南随一の果樹の宝庫

 管内では、6月から12月にかけ、多種多様な果樹を生産しています。6月はブルーベリー、サクランボ。7月はプラム「大石早生」。8月は桃「あかつき」や「川中島白桃」。9月はプラム「秋姫」、リンゴ早生種「つがる」。10月はリンゴ中生種「紅玉」「王林」。11月はリンゴ晩生種「ふじ」、洋梨「ゼネラル・レクラーク」などが代表的なものに挙げられます。

桃の収穫

 

 

攻めの販売戦略

 昨年デビューしたサクランボ「ジュノハート」は主に南部町や三戸町で生産しており、県や町と連携し、生産者の拡大、収量の増加を目指しています。県内外で高い評価をいただいているプラムは、2020年度は約1億6千万円を売上げ、全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞を受賞しました。

 受賞にあたっては(1)重量選果機導入による作業の省力化(2)中晩生種の導入推進による長期販売(3)収穫適期指標を作成し、適期収穫と園地ロスの解消につなげ、県平均以上の単収および販売単価を実現の3点が評価されました。

プラムの目揃会
プラムの選果

 
 

食の「安全・安心」地産地消の拡大へ

 同JAは有機肥料を使った土づくりに力を入れ、生産工程管理の導入や関係機関と連携した残留農薬分析検査を実施しています。さらに、県外への視察研修、講習会や目揃会を開催しています。また、広報誌で管内の果実を使用した「地場産レシピ」を紹介し、管内在住の親子を対象に「親子料理教室」も開催しています。管内の農畜産物について学んでもらうことで、消費拡大を図っています。

親子料理教室

 

 

JA八戸(青森県)
概要 令和3年3月31日現在
正組合員数 1万911人
准組合員数 4644人
職員数 315人
販売品取扱高 93億1千万円
購買品取扱高 30億4千万円
貯金残高 889憶円
長期共済保有高 3762億円
主な農産物 リンゴ、プラム、イチゴ、洋梨「ゼネラル・レクラーク」、ナガイモ、ニンニク、ネギ、ピーマン、トマト、米、肉牛

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