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埼玉県本部

牧場で「畜産酪農現地研修会」開催

環境診断機器を活用し暑熱対策による生乳増産に取り組む

 埼玉県本部は、埼玉県熊谷市で「畜産酪農現地研修会」を開き、サーモグラフィカメラなどを使用し、牧場の環境診断を行いました。埼玉県本部は環境診断機器を活用した熱源箇所、牛体の冷却、牛舎換気など、牛舎環境の見える化による効果的な暑熱対策に取り組んでいます。


 牛舎環境の改善による生乳増産の取り組みは、令和2年度からスタートしました。環境診断機器を活用することで、牛がより過ごしやすい環境を整備し、夏場の生産量の維持に取り組んでいます。

 今回の研修会場となった牧場で環境診断機器を使用してみると、風通しが良いと思っていた箇所に人工的に煙を発生させるフォグマシンの煙が溜まり、煙が抜け切るまでに予想以上の時間がかかったことが判明しました。生産者は「日よけ用のよしずの有無で風通しが全然違った。他の暑熱対策も検討したい」と意気込みを語りました。

 今後もこれらの機器を有効に活用し、県産乳量の維持・増産につなげていきます。

赤外線カメラの映像を確認する生産者の青木洋介さん(左)と埼玉県本部・三浦道三郎獣医師(7月12日、埼玉県熊谷市)

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