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秋田県本部

「共同購入トラクターSL33L」県内3高校へ寄贈

農業実習用として活用

 全農が開発した「共同購入トラクター(中型クラス)SL33L」が、農業分野の学科やコースがある秋田県内の3高校へ農業実習用として寄贈されました。


 これからの農業を担う人材の育成支援として、「共同購入トラクター」が能代科学技術高校、西目高校、大曲農業高校に対し各1台、JA共済連秋田の取り組みにより贈られました。

 秋田市にある秋田県本部農機製品倉庫で行われた寄贈式には、各校の校長や生徒、JA代表者や秋田県本部長ら関係者が出席しました。JA共済連秋田の斉藤一志会長は「さまざまな実習の場面で活用し、生徒の皆さんに操作経験を通じて技術を習得してもらいたい」とあいさつし、目録を贈呈しました。県教育庁高校教育課の渡辺勉課長は「生徒の就農意欲を喚起し、秋田の農業を支える人材育成のため大切に使います」と感謝を述べました。

 式典に出席した各校の代表生徒たちは、早速トラクターの乗り心地や操作方法を確かめていました。各校では春から田んぼの代かきや畑を耕す実習などでトラクターを使用する予定です。

農業実習用として寄贈された「共同購入トラクタ―SL33L」
12月7日に開催された寄贈式

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