ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
岐阜県本部

リサイクル可能なシールラベル台紙を試験導入

資源循環プロジェクトに参画 トマト選果場で量産化探る

 岐阜県本部は10月下旬から、JAにしみの海津集出荷センター海津トマト部会と共同で、トマトの等階級を識別するために選果場で使用されるシールラベルの台紙をリサイクル可能な材質に変更し、試験的に導入を開始しました。


 導入は、全農西日本営農資材事業所と日榮新化(株)が連携して取り組む資源循環プロジェクトに参画したことから始まりました。同プロジェクトは、循環経済への流れが世界的に加速化する中、国内企業を含めた幅広い関係者の理解醸成と取り組みの促進をめざして、官民連携で進めます。

 トマト選果場で使用するシールラベルの台紙をリサイクル可能な材質に変更することで、これまでほとんど再利用されずに焼却されていた台紙が回収後に再び商品原料に使用され、廃棄物削減と二酸化炭素削減が可能になります。昨シーズンから検討を重ね、今シーズンから試験的に導入しました。

 今後は、材質を変更したことによる不具合が発生しないか、回収・再利用のスキームを確立し、量産化に向けて本格的に取り組む予定です。

リサイクル可能なシール台紙を使用したトマト用ラベル(上)
ラベルを貼り付けたトマトの出荷箱

カテゴリー最新記事

ページトップへ