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広報・調査部

『今日からはじめる農家の事業承継』発売

2人の農家が自身の体験をもとに執筆

 『今日からはじめる農家の事業承継 2万人の跡継ぎと考えた成功メソッド』が11月18日に発売されました。著者である富山の種もみ農家・伊東悠太郎さんと石川の米農家「たけもと農場」代表取締役の竹本彰吾さんにお話を聞きました。 


 

——本書の狙いは?

伊東さん 事業承継という言葉が広がり、「事業承継が大事」ということはみんな分かっているけれど、取り組みはまだ進んでいないと感じていました。雑誌「地上」での連載や、竹本さんは音声ラジオなどをやっていますが、さらに本を出すことでもっと広く、強く訴えていきたいと考えています。

——本の内容について教えてください。

竹本さん 事業承継を終えた私と、現在進行形で取り組んでいる伊東さんの実体験を詰め込みました。今まで、研究者が執筆した事業承継の本はありましたが、実際に事業承継を経験した農家が書いた本は初めてだと思います。

 私は10年かけて事業承継しました。うまくいった事例と言われることが多いのですが、実際には父親とバチバチやりあったり、それぞれが葛藤したりしたところもあります。本にはたけもと農場のリアルな経験もつづっています。

伊東さん 私たちの経験のほか、講演会やセミナーで出会った人たちから見聞きしたことも含まれています。「農家の事業承継」と書いていますが、実際には100軒の農家があったら100通りの形があります。何かしら、参考になる部分があると思っています。

竹本さん 「事業承継とは」から後継者たち、親世代へのメッセージ、支援者たちへの思い、そして私たちがぶち当たった悩みや葛藤もさらけだしているので、事業承継について網羅している一冊になっていると思います。

——どんな人に読んでもらいたいですか。

竹本さん ザ・後継者という人だけでなく、新規就農者や就農して10年経ったという人たちにも読んでほしい。自分の事業をこの先どうしていきたいのか。今は就農したばかりでも、いずれ渡す時がやってきます。その時に備えて知っておくことは有益です。

伊東さん 継ぐかどうか迷っている人です。私自身、仕事を辞めて継ぐと決断するまで悩みは深かったですが、辞めると決めたら案外スムーズでした。「継がない」という選択肢も含め、「自分はどうしたいのか」を決めて意思表示することも大切だと思います。

 そして、JA職員をはじめ支援者となる方にも読んでもらいたい。支援しましょうと簡単に言うけれど、実際に何をしたらいいのか、躊躇する理由はたくさんあると思います。リアルな農家の声を聴いて、何かしらのヒントを得てもらえたらうれしいです。

——今後の展開は?

伊東さん 実践塾をやりたいと考えています。この本や事業承継のセミナーなどで「事業承継、やらなくちゃ」と思ってもなかなか実行にうつせなかったり、農家個人でやるのはしんどかったりする部分があります。そこで、みんなで集まって定期的に取り組む、そういう空気感を作っていければと考えています。

竹本さん 2人とも米で親元就農ですが、ほかにも果樹や酪農、第三者承継など、いろいろなパターンがあります。今はたまたま私たちが目立っていますが、2パターンで済むわけがありません。私たちを踏み台にして、いろいろな事例が出てきてほしいと思っています。

伊東さん 2016年から事業承継の推進に取り組み始めました。事業承継が当たり前になり、私たちが取り組んでいる事業承継支援の仕事がなくなれば本望です。


10名様に書籍をプレゼント

応募方法
 件名に「農家の事業承継プレゼント」、本文に郵便番号、住所、氏名、年齢、所属JA、電話番号、JA全農ウィークリーの感想をご記入の上、メールでご応募ください。

応募先
JA全農ウィークリー mail:zz_zk_zennohweekly@zennoh.or.jp

締め切り
令和4年12月16日(金)23時59分


本の購入はこちら

(有)たけもと農場

https://okomelove.com/?pid=171165945


※プレゼントはJAグループに所属する方のみとさせていただきます。
※応募者多数の場合は抽選で当選者を決定いたします。また、当選の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
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