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耕種総合対策部

JAにいがた岩船 ザルビオでDX推進

稲作での導入効果を検証し全国モデルとして発信

 全農は、新潟県のJAにいがた岩船から栽培管理支援システム「ザルビオ(R)フィールドマネージャー」(以下、ザルビオという)導入の相談を受け、ザルビオの販売元であるBASFジャパン(株)と連携しながら管内への一括導入を実施しました。


 同JAは、地域ブランド「岩船米コシヒカリ」の品質や収量の高位安定化を目指し、人工衛星データとAI(人工知能)解析をもとに日々の生育むらや地力むら、病害予測などをパソコンやスマホで確認できるザルビオを管内の水稲栽培面積約4700haに全面的に導入しました。

 導入までにBASFジャパンとJA職員とで連携しながらJAの営農指導の実態や課題を細かく確認し、ザルビオの生育マップや病害発生予測による営農指導業務の効率化や資材提案の機会創出など、「岩船米コシヒカリ」のブランド維持や生産者の農業所得増大に向けた運用方法を提案しました。

 同JAの2023年度水稲シーズンの運用を通して、ザルビオ導入効果を明らかにし、営農指導業務の高度化・効率化を目指したDX(デジタルトランスフォーメーション)モデルとして全国に発信していきます。

ザルビオを操作するJAにいがた岩船の担当者

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