ジェトロ、ＪＦＯＯＤＯと包括的連携協定を締結

日本産農畜産物のさらなる輸出拡大に向けて

　全農は、日本貿易振興機構（以下ジェトロ）と日本食品海外プロモーションセンター（以下JFOODO）との三者で「日本産農畜産物の輸出促進に向けた連携協定」を締結し、7月12日に調印式を開催しました。

　全農は海外事業展開の一環として、日本産農畜産物の輸出拡大に取り組んでいます。今回の協定では、生産者団体である全農と、国内49拠点、海外55カ国に拠点を持ち、輸出支援を行うジェトロ、日本産農畜産物のプロモーションを担うJFOODOがそれぞれの強みを生かして、輸出先のニーズや規制に対応した輸出産地の形成支援や、JAグループの輸出を担う人材の育成支援に取り組みます。

　連携協定を通じて、JAグループ各産地とジェトロ国内拠点の連携を進め、輸出先・品目に応じた市場動向や規制情報をタイムリーに共有し、国内の輸出産地づくりを支援します。海外においても、ジェトロとの連携やJFOODOによる海外向けプロモーションにより、日本産農畜産物の価値を海外に向けてPRしていきます。

　今後も、日本産農畜産物の輸出拡大を通じて、生産基盤の維持・拡大と生産者の所得向上に取り組んでいきます。