JAズームイン

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鳥取県
JA鳥取西部

健康志向に応えるGABAライス ブランド力高め販路拡大へ

 JA鳥取西部は2017年9月、国内最大級かつ最新の「GABA(ギャバ)ライス生成装置」を大山水系カントリーエレベーター(鳥取県伯耆町)に導入しました。

東京で開かれた「鳥取フェア」でGABAライスを販促

ストレス緩和に役立つと注目を集めるGABA成分

 この装置では、もみの状態で加湿・加温し、胚芽部に蓄積されたグルタミン酸からGABAを生成。胚乳部に移行させることでGABAライスを作ることが出来ます。GABAを人工的に加えるのではなく、米が持つ本来の力を最大限に引き出すのが特徴です。

 GABAライスは、通常の白米に比べて、5〜10倍のGABA(γ—アミノ酪酸)が含まれ、血圧上昇を抑える働きやストレス緩和が期待できます。食味や食感は白米とほぼ変わらないため、主食のご飯からGABAを摂取できます。

GABAライス生成装置

 

ターゲットは健康志向の消費者

 GABAライス生成装置の導入以来、京阪神での販売はもとより、首都圏での試食販売や展示会への出展など、積極的なPR活動を行っています。今年9月には、東京の銀座三越で行われた「鳥取フェア」での試食販売や、自由が丘のライフスタイルショップなどで「GABAライスフェア」を開きました。健康志向の30代から50代の来店者に大変興味を示していただきました。

 米の市場は産地間の競争が激化する中、より付加価値が高いものが求められる状況になりました。GABAライスの利点をより多くの消費者に知っていただく機会を作り、知名度向上やファンの拡大、さらには主食用米の新たな販路拡大を図り、農業所得の増大につなげます。

GABAライスのパッケージ

 

JA鳥取西部(鳥取県)
概要 平成31年1月31日現在
正組合員数 1万4898人
准組合員数 1万1696人
職員数 696人
販売品取扱高 112億7千万円
購買品取扱高 69億6千万円
貯金残高 2088億8千万円
長期共済保有高 6355億6千万円
主な農畜産物 米、白ネギ、 大山ブロッコリー、梨、日南トマトなど

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